商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東洋経済新報社 |
発売年月日 | 2019/03/21 |
JAN | 9784492062111 |
- 書籍
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教養としての世界史の学び方
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教養としての世界史の学び方
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山下範久編著. 2019. 教養としての世界史の学び方. 東洋経済新聞社. 大学学部以上の一般教養授業での使用に耐える、2010s後半時点でのスタンダードな歴史学的トピックを揃えており、使用に耐える。同書は2016–2018年度の立命館大学アジア・日本研究機構での(おそらくは...
山下範久編著. 2019. 教養としての世界史の学び方. 東洋経済新聞社. 大学学部以上の一般教養授業での使用に耐える、2010s後半時点でのスタンダードな歴史学的トピックを揃えており、使用に耐える。同書は2016–2018年度の立命館大学アジア・日本研究機構での(おそらくは学内競争資金で)採択された研究プログラム「『大分岐』と大収斂:アジアからの世界史像の再構築」の成果物として刊行されており、科研費番号JP17K04102の成果は同書の第I部に反映されているという。コラムを含めた共同執筆者総勢14名は、立命館大学だけではなく全国の研究者・大学教員が参加しているが、研究代表者兼編者の山下範久は立命館大学の国際関係学部教授である。 特に良かったのは、モンゴル帝国の覇権を当時の温暖化と関連づけて図解付きで整理してみせた岡本隆司分担執筆の第4章「アジア史から見る世界史(129–178)。ジャレド・ダイアモンド的な語りとは別に、「どのようにユーラシアの盛衰を眺めるか」について新たな論点をもたらしてくれた。シルクロード、温暖化と寒冷化のサイクル、各国の航海技術の進展と明清王朝・ヨーロッパそれぞれとの関係、世界史=ヨーロッパ史という語り・史観がアジア史を見えにくくしたもの、など。
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横断的な視点の世界史は興味深い。しかし、記載内容の範囲がとても広いので、それぞれの分野を垣間見る程度になってしまう。詳しくは各分野の専門書で補うことになる。
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帯のとおり「西洋中心史観から全世界レベルで世界史を捉えなおす」本。高校世界史の知識がざっとある程度の身だと、西洋・近代中心の世界史の考え方から、地域、市場、社会、国家、戦争、家族、文学、宗教とさまざまに見直す視点を与えてくれる。
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