商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2019/03/15 |
JAN | 9784309027852 |
- 書籍
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はればれ、お寿司
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はればれ、お寿司
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商品レビュー
3.3
11件のお客様レビュー
〇〇寿司、と聞くと何を思い浮かべますか? 私はもっぱら江戸寿司でした。 鱒寿司、鮭寿司、ばら寿司など 郷土料理は全国にあるのを知れました。 ナマモノ、新鮮、だけではなく 実は保存食だというのも驚き。 知らないことを知るっておもしろい。
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寿司にまつわる短編小説集かと思ったら、ご高説から始まって困惑… 読んでて腹の立つものも多かったので、以下は面白かった著者。長くなっちゃった。 林家正蔵…落語家さんて文章も上手いよね。噺してるの思い浮かぶ。 種村季弘…"ご高説"に飽き飽きしてきたタイミングで「うるせぇばーか」しながらそれぞれの寿司の良さを書くのよかった。 嵐山光三郎…いちばん贅沢な鮨が書かれてた。そりゃはははと笑うわ。 佐野洋子…ふふふ。なんか、身近なエッセイだった。 川本三郎…感情公害だね。仲良くなれば騒音気にならなくなるやつ。素直なおじいちゃんで好感を持てる。 白石公子…これが一番好きだったかも。若い頃の怒りのパワーに身を任せて何かを成し遂げた勢い。大人になると、なにもそんなに怒らなくても…って感情が緩慢になるけど、エネルギッシュな怒りは青春だなぁ。 幸田文…短いのに印象に残る話だった。御因縁のありますうちはどうぞいつまでも。なににでも当て嵌められる良い考え方だ。 角田光代…ごちそう、のイメージ、どうしてなんだろうね。さすがにおいなりさんはまだごちそうたり得ないけど、そのうちわかる時がくるのだろうか。 平松洋子…家事の中で唯一成果物ができるよね、料理って。楽しくなる気持ちわかる。ただ、冷凍のきんぴらごぼうを悲しく思えるほど豊かな時間を持たないな。娯楽も増えたし。 宮下奈都…たしかに。女の子が主役になれること、なかったのか。それに気付かなくても、和やかに過ごすことでじゅうぶん、という結論がよかった。 増田れい子…でんぶ嫌いだなーと思ってたら終着地点が意外だった。普段読む作家さんに戦前生まれはいないから。そういう視点も持てるようになりたい。 穂村弘…ふふ。カウンターで注文できない人の心理。 よしもとばなな…片山先生のように格好良く老いたい。の一方で、ふらつくおばあさんのような老後を過ごしたい気もする。
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年末年始に読みたかった本。 昔食べた正月の寿司やちらし寿司を懐かしく思い出しました。 白石公子著 十八歳の寿司、平松洋子著 母のちらし寿司、よしもとばなな著 おすしなどが今の自分自身にとても響きました。 江戸前寿司、全国各地の名物寿司、手作りの家庭の味(ちらし寿司やいなり寿司)、どれも読みながら食べたくなりました。
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