商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ポプラ社 |
発売年月日 | 2019/03/13 |
JAN | 9784591162262 |
- 書籍
- 児童書
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商品レビュー
4.6
5件のお客様レビュー
なんでも多数決で決められてしまうことにモヤモヤした経験。あるある。 特に小学校のとき、中学校のとき。決めてしまうのは、大きな声をもった力ある人たち。それってなんだかおかしくない?小さな声もきいてよ。うんうん、わかる。 ただきいてよ!と主張するだけではなくて、どうしたらきいてもらえ...
なんでも多数決で決められてしまうことにモヤモヤした経験。あるある。 特に小学校のとき、中学校のとき。決めてしまうのは、大きな声をもった力ある人たち。それってなんだかおかしくない?小さな声もきいてよ。うんうん、わかる。 ただきいてよ!と主張するだけではなくて、どうしたらきいてもらえるのか戦略的に考えて行動していく主人公たちがまぶしい。
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レクリエーションはいつも上忍が推すサッカーや、バスケになる。下忍には声が挙げづらいが卓球もやってみたい…レク決めをめぐる熱い闘いが始まる 多数決って本当に正しいのかな? 小さな声も集まれば大きな声になる
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
展開が早くワクワクドキドキしながら読み進めた。とても面白かった。 主人公は千木田くん。卓球好きでちょっと気弱な男の子。クラスのカーストでは「下忍」。千木田くんこと「ぼく」は最近納得してないことがあった。それはクラスのレクリエーション決め。いつも多数決で「上忍」のやつらがやりたい、サッカーとバスケットになる。たまには卓球をやりたい。少数派の意見はいつも消されてしまう現状を変えるべく立ち上がった。 仲間はマッスーと松林さん。そこにバドミントンをやりたい山西さんと、学級委員の鳥村が加わる。ぼくとマッスー、松林さんが中心となって作戦を考えて学級会当日、何とか卓球&バドミントンで10票取りレクレーションでやれることになった。 レクレーション当日も上忍の逆襲ほ続く。決勝は上忍最ボスの榎元と原口。こちらはぼくと松林ペア。上忍達は初心者と思えない上手さで攻撃してくる。僕たちは中盤まで回転技を出さず、ギリギリから反撃。僕の必殺技チキータでデュースまで持ち込む。しかし最後はラケットのラバーが剥がれて惜敗。 しかし榎元は「こんなんじゃ終われない。今度は圧勝してやるからな!」と、卓球を認めたのだ。 最後は榎元がサッカーとバスケットにこだわった家庭の事情。読後感が良くいい話だった。
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