商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 大和書房 |
発売年月日 | 2019/03/09 |
JAN | 9784479307525 |
- 書籍
- 文庫
考えるレッスン
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考えるレッスン
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商品レビュー
3.5
4件のお客様レビュー
「レッスン」というより「エッセイ」とした方がいい。本は読むだけじゃ知識ばかりで意味がない。「思考」と「経験」が必要だ。じゃあどうすればいいのだろう?これが難しい…
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「経験は最良の教師である。ただし授業料が高い」 十九世紀に、イギリスの歴史家トーマス・カーライルがこういう警句を発しました。私もこの経験こそが、人を育てるのに不可欠だと思います。知識・経験・思考の三つが融合されないと大きなことはできません。 もちろん知識が不要だというわけでは...
「経験は最良の教師である。ただし授業料が高い」 十九世紀に、イギリスの歴史家トーマス・カーライルがこういう警句を発しました。私もこの経験こそが、人を育てるのに不可欠だと思います。知識・経験・思考の三つが融合されないと大きなことはできません。 もちろん知識が不要だというわけではありません。しかし知識は基本的に過去のものですから、情報としては半ば死んでいます。したがって、いくら多くの知識を集めても、そこから新しいものを生み出すのは難しい。物知りが新しい価値を生み出せるとはかぎらないのは、大学の教師を見ればわかります。私の見るかぎり、彼らは一般人とは比較にならないほどの知識量を持っています。それにもかかわらず、ものを考える力は決して高くありません。五〇歳ぐらいになると、むしろ平凡な博学の人になってしまうのです。 それは、知識にだけ頼って経験を軽んじているからでしょう。別のいい方をすると、生活をバカにしています。生活など余計なことだと考えているから、俗事を避け象牙の塔にこもって専門分野の本ばかりを読んでいるのです。そうやって知識さえ増やせば偉くなれると思っているのですが、実際にはそのうちに頭が老化してきて、新しいことを考えられなくなる。リレーのランナーのように次の世代に知識のバトンを伝えることはできますが、そこに自分のオリジナリティを付け加えることはできません。
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- ネタバレ
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「思考の整理学」の外山先生の著作。アウトプット時には意識したい。 ・球面思考(第三者的に) ・知識と文化、経験を融合して新たな価値を創造する(触媒思考) ・寄り道や回り道は有効(セレンディピティ)
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