商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2019/03/08 |
JAN | 9784480435804 |
- 書籍
- 文庫
炎のタペストリー
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炎のタペストリー
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商品レビュー
3.7
9件のお客様レビュー
今までの中で、1,2を争うおもしろさだった。 もっとこの世界に浸っていたいし、もしシリーズになるのなら読みたい。シリーズが無理でも、別のお話があったら読みたい。 ダンのことも、もっと知りたいし。 すべてがネタバレになりそうで、上手く感想は書けないんだけれど…とにかく、おすすめで...
今までの中で、1,2を争うおもしろさだった。 もっとこの世界に浸っていたいし、もしシリーズになるのなら読みたい。シリーズが無理でも、別のお話があったら読みたい。 ダンのことも、もっと知りたいし。 すべてがネタバレになりそうで、上手く感想は書けないんだけれど…とにかく、おすすめです。
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魔法を奪われ、ほとんど「普通の女の子」として生きる少女エヤアルが主人公、というところでまず今まで読んだオーリエラントのシリーズなどとはだいぶ趣きが異なり、おもしろい。 魔法が息づく世界で、魔法を持たない非力な少女が何を果たしうるのか。常人離れした記憶力も、彼女の武器というより運命...
魔法を奪われ、ほとんど「普通の女の子」として生きる少女エヤアルが主人公、というところでまず今まで読んだオーリエラントのシリーズなどとはだいぶ趣きが異なり、おもしろい。 魔法が息づく世界で、魔法を持たない非力な少女が何を果たしうるのか。常人離れした記憶力も、彼女の武器というより運命を望まぬ方に転がす車輪のよう。なにも思い通りにならない成り行きに、読んでいる方もワクワクドキドキというよりは、あ、おっとっと、と手を引っ張られていくような感触。 ひとの暗い部分を暴くようなところは少なく、少女エヤアルの心が、想いが、なにを受け入れ、なにに気付き、どのように変わっていくのかをつまびらかにする。心の中に「毛糸玉」が現れてから物語は加速し、「タペストリー」の仕上がりが近づいているイメージも喚起する。そして、エヤアルが自分自身と対峙し、選択の時が来るラスト・・・。 魔法及びまわりの大人たちのあれやこれやと世界の行く末は付随する物語であり、芯は少女の成長譚だなと思う。
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優れたファンタジーには、優れた世界感が、必要だ。 あいわからず、その素晴らしいこと。 戦さからラストシーンまでを駆け抜けるように読んだ。 そして、物語の最後の美しさ。 読まれるべき物語である。
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