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騎士団長殺し 第2部 遷ろうメタファー編(上) 新潮文庫
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騎士団長殺し 第2部 遷ろうメタファー編(上) 新潮文庫

村上春樹(著者)

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騎士団長殺し 第2部 遷ろうメタファー編(上) 新潮文庫

605

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2019/04/01
JAN 9784101001739

騎士団長殺し 第2部 遷ろうメタファー編(上)

¥605

商品レビュー

3.9

70件のお客様レビュー

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2025/02/11

あるところでは真相が明かされてきて、またあるところでは謎が深まっていく話であった。 それにしても主人公の「私」はどこまで渋い人物なのだろう。こういう包容力や余裕があり知的な人物が大人と呼ばれるのだと思う。 随所に出てくるお酒や料理や音楽を調べながら読み進むと、より内容に引き込ま...

あるところでは真相が明かされてきて、またあるところでは謎が深まっていく話であった。 それにしても主人公の「私」はどこまで渋い人物なのだろう。こういう包容力や余裕があり知的な人物が大人と呼ばれるのだと思う。 随所に出てくるお酒や料理や音楽を調べながら読み進むと、より内容に引き込まれる。

Posted by ブクログ

2024/12/21

 いよいよ第二部へ。  主人公の画家の周りには何枚かの絵がある。依頼を受けた白髪の紳士免白の絵は寛政し既に依頼主の手元に渡ったが、現在は秋川まりえをモデルにした絵を描いており、また東f北のある町でほんの少し出会っただけなのに妙に印象に残った白いスバル・フォレスターの男を途中まで描...

 いよいよ第二部へ。  主人公の画家の周りには何枚かの絵がある。依頼を受けた白髪の紳士免白の絵は寛政し既に依頼主の手元に渡ったが、現在は秋川まりえをモデルにした絵を描いており、また東f北のある町でほんの少し出会っただけなのに妙に印象に残った白いスバル・フォレスターの男を途中まで描いた油絵、そして「騎士団長殺し」。   「騎士団長殺し」を描いた雨田具彦とその弟に関する過去の闇も少しずつ明らかになってくる。それは村上春彦の作品で良く取り上げられる戦争に関連する悲惨な出来事であり、本作でも「騎士団長殺し」を巡る重要なモチーフであることが推測される。  そんなとき、秋川まりえの行方が分からなくなっていると彼女の叔母から連絡が入る。一体彼女はどこに行ってしまったのか。騎士団長の不思議なヒントを手掛かりに、何とか彼女を探し出そうとするところで、以下最終巻へ。  村上春樹の作品はそれなりに読んできたのだが、一体ここからどうなっていくのだろう、謎は深まるばかり。

Posted by ブクログ

2024/11/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

免色はついに秋川まりえと対面する。 雨田具彦の過去がかなり明らかになる。弟の死が関係していそう。彼はなんでスタジオに現れたのか?主人公は雨田具彦と会うのか?会ったらどうなるのか? ユズの懐妊と主人公の夢との関係は?空間を超越した移動はあるのか? 秋川まりえの肖像画、スバルフォレスターの男の肖像画、雑木林の中の穴、そして騎士団長殺し、どう絡んでくるのか? まりえのお父さんの変な宗教が今後絡んで来るのだろう。 村上春樹の小説によく出てくる壁とか穴が、今回はなんの象徴となるのか? 第一部のプロローグで出て来た、肖像画を描いてほしいという、顔のない男が持っていたお守りのプラスチックのペンギンがついに出て来た。まりえの携帯に付けていたものだった。 どのような終わりになるのか?楽しみ。

Posted by ブクログ