商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 亜紀書房 |
発売年月日 | 2019/02/21 |
JAN | 9784750515670 |
- 書籍
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動物園から未来を変える
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動物園から未来を変える
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商品レビュー
4.4
5件のお客様レビュー
ブロンクス動物園の話を伺ったあとの、本田さんの「"WCSすごい" "日本だめ"と決めつけてほしくありません」という言葉。 WCSの素晴らしい取り組みも、本田さんも目指している目標で日本が何気なくできていたりする自然体験へ門口の取り組みなど、...
ブロンクス動物園の話を伺ったあとの、本田さんの「"WCSすごい" "日本だめ"と決めつけてほしくありません」という言葉。 WCSの素晴らしい取り組みも、本田さんも目指している目標で日本が何気なくできていたりする自然体験へ門口の取り組みなど、館園の存在意義模索には絶対的なゴールはないのだなとも思いました。 しかしそれぞれの館園で国民性に根差した存在意義の理解・協力が必要で議論するべきですし、特に日本は来園者・地域の方と希薄な関係があるため更なる相互作用が必要と感じました。
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読了時間約3時間40分。 『動物園にできること』とともに、多くの動物園・水族館関係者に読んで欲しい本。 動物園はどうあるべきか、動物園に何ができるか、日本とは違う米国動物園ならではの取り組みや悩み(展示チームと飼育チームの緊張感など)、動物園で教育活動ができているのか、教...
読了時間約3時間40分。 『動物園にできること』とともに、多くの動物園・水族館関係者に読んで欲しい本。 動物園はどうあるべきか、動物園に何ができるか、日本とは違う米国動物園ならではの取り組みや悩み(展示チームと飼育チームの緊張感など)、動物園で教育活動ができているのか、教育活動が出来ていたとして人々の行動を変えているか野生生物保全の力になっているのか、といったことなどについて書かれている。 特に印象に残ったところとしては、 都市生活者に対し、自然に触れる体験を提供すべきであること。 展示デベロッパーは展示意図として、なぜこの動物種をこの動物園で飼育するのか、そのメッセージは何かを定義し、一貫性にあるものにしなければならない。しかし、日本では展示設計に関わった人でも、これを説明できる人は少ないこと。 日本では、動物を飼育して見せる環境を作って終わり、展示完成と思われていることも多い。しかし、野生生物をわざわざ遠く離れた地で飼育し、個体の福祉の犠牲を伴う可能性があり、数多くの種が絶滅の危機に瀕していることなどから、ただたんに野生動物を飼育展示するだけというのは、もはや正当化できるものではないこと。 展示の意図がどれだけ伝わっているか評価が大切であること。 習慣化した行動を変えることは難しく、知識として理解していても行動にできるかは不明であり、ならば行動を変えるために動物園水族館はどんなことができるのか、などの話である。
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※このレビューにはネタバレを含みます
展示を作るにあたってひとつのテーマに結びつくという『ザ・ビッグ・アイデア』という概念は考え方として汎用性を感じる。 主語・述語・結論を伴い、複合的ではなく簡潔であり、必ず1つだけにする。 ここでは来園者だけれでも、人に何かを伝える提案書や企画書、はたまた会議のテーマでもこれは大事な考え方ですよね。
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