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平成遺産
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武田砂鉄(著者), 川島小鳥(著者), 川添愛(著者), 栗原康(著者), 最果タヒ(著者), 田房永子(著者), ブレイディみかこ(著者), みうらじゅん(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 淡交社
発売年月日 2019/02/19
JAN 9784473042989

平成遺産

¥1,760

商品レビュー

3.5

8件のお客様レビュー

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2023/08/13

平成の終わりに著名人たちが平成時代を総括する。 平成が終わってはや3年、平成時代とは何だったのか。振り返ってまとめよう、という(よくある気がする)本。著者は、武田砂鉄さん、ブレイディみかこさん、最果タヒさん、みうらじゅんなどの著名人で、その分野がそれぞれちがうので、違う視点から...

平成の終わりに著名人たちが平成時代を総括する。 平成が終わってはや3年、平成時代とは何だったのか。振り返ってまとめよう、という(よくある気がする)本。著者は、武田砂鉄さん、ブレイディみかこさん、最果タヒさん、みうらじゅんなどの著名人で、その分野がそれぞれちがうので、違う視点から平成時代を見ているのが興味深い。おもしろい、と思ったのはブレイディみかこさんの、流行語大賞からふりかえる平成。イギリスと日本の2つの拠点を持つブレイディさんならではの視点から、新自由主義が台頭した平成という時代を捉えた。JKが消費し尽くされた時代として平成を表現した田房永子さんの章もおもしろかった。残念ながら令和になってもJKは商品であり続けている。マチズモな男社会が続く限りは優良な商品であり続けるのだろう。 そんなこんなで平成という様々な視点が述べられた後、そうして時代で区切ることの馬鹿らしさをぶち上げるのが最終章の武田砂鉄さんで、え?じゃあ今までの章って何だったの??ってなったりする。ただし言うこともよく理解できて、平成は昭和の続きに過ぎなくて、平成の始まりの時も終わりの時も昨日と変わらない日々が続くだけで、時代の区切りはほとんど全ての日本人にとって不連続的なものではなかっただろう。そういう視点から平成、そして「時代」というものも考えさせられた。 人生の大半を過ごした平成という時代、自分にとってはどんな区切りだったのか、ぼんやり考えてみるのも一興だが、一方で僕は元号などという非合理的なシステムは、少なくとも官公庁で早く廃止してもらって、情緒の世界で使われ続けてほしいと切に願っている。そういう社会である間は生産性もジェンダーも人権もずっと昭和のままであろうよ。

Posted by ブクログ

2022/03/23

最果タヒさん、文章つまらない 武田さんとの対談も、なぜかつまらない ブレイディさんも、なんだろう、つまらない 全体的におもしろくなかったけど、栗原さんは、いつもと同じでおもしろい

Posted by ブクログ

2021/03/27

平成とは、どういう時代だったのか。 人によって、いろんな見方があるんだなあと 素直に感心しながら読む。 どういう切り口で語るかで個性が出る。 改めて、冷静に俯瞰で見れば、 やっぱり変わった時代だったんだな。 そんな中で、わたし達は青春を過ごしてきてんだな。

Posted by ブクログ

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