商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東洋経済新報社 |
発売年月日 | 2019/02/01 |
JAN | 9784492223895 |
- 書籍
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科学立国の危機
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科学立国の危機
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商品レビュー
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新書くらいかな?と思って軽い気持ちで借りたらすごいボリュームだった…。 とにかく「研究人件費」を「広く(中小規模大学にも)」「充分に」「国費で」配分しろ、ということが延々とデータとともに書いてある。切実だなあ。口調は穏やかだけど、これ結構怒ってるんだろうなあ、と思いました。 「収...
新書くらいかな?と思って軽い気持ちで借りたらすごいボリュームだった…。 とにかく「研究人件費」を「広く(中小規模大学にも)」「充分に」「国費で」配分しろ、ということが延々とデータとともに書いてある。切実だなあ。口調は穏やかだけど、これ結構怒ってるんだろうなあ、と思いました。 「収穫逓減」という概念はなるほどと思いました。成長はいつも直線的とは限らない=いま論文数の少ない大学には少額の投資でも大きな効果がある。 マックス・プランクとフランホーファー研、興味深い。
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https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000072689
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膨大なデータに基づく歴史的 “憂国” の書。大学人はもとより、多くの政策立案者や一般市民に読んでもらいたい。 「政府からの大学研究資金→研究人件費→研究従事者数(FTE)→論文数(p220)」 日本の論文数が質・量ともに「惨憺たる状況」なのはこの流れがないから。旧態な大学の自己変...
膨大なデータに基づく歴史的 “憂国” の書。大学人はもとより、多くの政策立案者や一般市民に読んでもらいたい。 「政府からの大学研究資金→研究人件費→研究従事者数(FTE)→論文数(p220)」 日本の論文数が質・量ともに「惨憺たる状況」なのはこの流れがないから。旧態な大学の自己変革は当然として、公的研究資金の拡充なくして科学立国の復活はありえない。その意味でtaxpayerたる一般市民にも「失速する日本の研究力」の現況を知っていただきたい。 それにしても豊田先生、国立大学経営の経験があるとはいえ(元三重大学長)、専門は臨床医学(産婦人科学)なのに、この高等教育研究の分析力はスゴイ!
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