商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2019/01/29 |
JAN | 9784101004617 |
- 書籍
- 文庫
わたし、定時で帰ります。
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商品レビュー
3.8
249件のお客様レビュー
お仕事小説は面白い! 残業当たり前が美徳になることはいけない!勤務時間内でパフォーマンスを上げれる人こそ有能。憧れるべき存在だと、内省した。ただ、人間は社会的動物でもある。周囲と上手にやっていくためにもバランスは大事なんだけど、そこがまた難しいとも考えさせられた。 また、戦時下や...
お仕事小説は面白い! 残業当たり前が美徳になることはいけない!勤務時間内でパフォーマンスを上げれる人こそ有能。憧れるべき存在だと、内省した。ただ、人間は社会的動物でもある。周囲と上手にやっていくためにもバランスは大事なんだけど、そこがまた難しいとも考えさせられた。 また、戦時下や、復興期の仕事観はえげつないなと感じた。(島耕作を読むと楽しそうではあるが笑) がむしゃらに奔走する主人公はかっこいい。元婚約者の弟もかっこいい。
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2024/08/12 今更ながら読んでみて、とても面白かった! 主人公の東山結衣は10年以上勤めている会社で「定時で帰ること」を心がけ、その後のハッピーアワーなどを楽しむことを生き甲斐にして仕事に取り組んでいた。 教育係として新人の来栖の世話もしつつこなしていた仕事だが、結衣の周...
2024/08/12 今更ながら読んでみて、とても面白かった! 主人公の東山結衣は10年以上勤めている会社で「定時で帰ること」を心がけ、その後のハッピーアワーなどを楽しむことを生き甲斐にして仕事に取り組んでいた。 教育係として新人の来栖の世話もしつつこなしていた仕事だが、結衣の周りにいるのはブラック企業を推進するような社畜の面々。 仕事で任せられたプロジェクトをなんとか定時で帰れるように納めようとするけど、どうしても終わらない仕事や、周りの社畜の人々との対立など、現代社会の働き方の問題点が全て詰まってると言っていい小説だと思った。 この話を読んでいて登場人物の社畜たちの言動や行動に腹立つこともあれば、自分も同じ考えや行動してるなと思うところもあって自分の働き方や働くことに対する考え方を大きく見直す事ができる一冊なんじゃないかと思ってます。 主人公が女性というのも新たな視点を持たせてくれて、当然話の中で結婚のこととか仕事との絡みとかそういう描写が出てくるけど、どんな課題が突きつけられるのかとか、どうやってお互いの意見を合わせていくのかと言った部分がとてもリアルなんじゃないかなと感じました。 どうやらシリーズ化してるみたいなので続編も読みたいなと思います。
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きっちりと定時で帰路につく。 自分の仕事が終わったら、帰宅してもいいはずですし それが保証されている…のですが、心情的には 帰りづらい現実。 そんな会社で、きっちり定時。 それを阻止しようとする(?)周囲との格闘。 さらに、残業をするのを当然として 勝手に格安で仕事を取ってくる...
きっちりと定時で帰路につく。 自分の仕事が終わったら、帰宅してもいいはずですし それが保証されている…のですが、心情的には 帰りづらい現実。 そんな会社で、きっちり定時。 それを阻止しようとする(?)周囲との格闘。 さらに、残業をするのを当然として 勝手に格安で仕事を取ってくる元別会社社長。 後で格安で仕事受けて残業当たり前、な理由を 元の人は叫んでましたけど、根本的な話で 貴方の会社ではありません、という話です。 会社つぶされたらたまったものじゃないです。 相手の会社の人も、怒られるから、で ごり押ししてきてますし。 でも、これが世の中の現実、と言われれば それまでかと。 戦わねばなりませんw
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