商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2019/01/10 |
JAN | 9784334777913 |
- 書籍
- 文庫
神楽坂愛里の実験ノート
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神楽坂愛里の実験ノート
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商品レビュー
2.7
9件のお客様レビュー
登場人物の福富颯太 他人を不幸にする特性の持ち主。の一文でもう笑ってしまった。 物語は主人公を含む周りとの会話を主にした進め方で、時折出てくる理系用語も解説してくれるので非常に読みやすい。ライトノベルを読んでいる感覚に近かった。短編が2つ収録されており、どちらも謎解きミステリーで...
登場人物の福富颯太 他人を不幸にする特性の持ち主。の一文でもう笑ってしまった。 物語は主人公を含む周りとの会話を主にした進め方で、時折出てくる理系用語も解説してくれるので非常に読みやすい。ライトノベルを読んでいる感覚に近かった。短編が2つ収録されており、どちらも謎解きミステリーである。一番印象深かったのは、ミステリーの事件と言うと殺人や誘拐といった被害者が人間であるケースが多いが1部での事件はマウスの大量殺害であった。どのようにしてマウスを同時に殺害したのかも理系の実験用具やエピソードを交えながら解き明かしていったので、大学時代の実験時代が読みながら思い出された。 そして「努力したという経験です」その経験こそが、その思いこそが人を成長させるのだ。学生が経験で得るものは金でも栄誉でもない。経験だ。 この1ページがとても心に響いた。私の大学の研究はとくに大きな成果を残してもいないし学会での発表も行っていない。正直就活のためのエピソード作りとまでしか思えていなかったが、経験としては今後の人生の糧になるのかもしれない。そう思えるようになった。 研究をする機会は恐らく今後の人生でないと信じたいが、社会人になり今後経験したことの無いような業務に携わることもあると思われる。たとえその業務が成功しても失敗しても、無駄だったと思わなく経験になったと考えられるようにしたい。
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さすがに、理系の実験を語る部分では、作者自身の経験が生きていて、ぶれなく非常に読みやすい。(理系じゃない人が、耳学問で書くとこうは書けないと思う。)未来のリケジョたちへ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
真面目な大学院生のリケジョが事件を解決していく。 1つ目の話は良かったけど、2つ目の話で警察の早すぎる対応や素直すぎる謝罪だったりにいろいろ違和感感じてしまった。
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