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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2018/12/22 |
JAN | 9784041071199 |
- 書籍
- 文庫
昨日の僕が僕を殺す リュウグウノハナヨメ
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昨日の僕が僕を殺す リュウグウノハナヨメ
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商品レビュー
4.3
5件のお客様レビュー
ルカ君が暗くてイラっとするけど、前作に比べれば大丈夫。 登場人物たちもキャラが固まってきて良き。 妖怪が色々出てワイワイやっているようなパートと、ちゃんとミステリしたりホラーしたりもしているパートのメリハリもあって良き。 あと、コレ、タイトルで損しているかもしれない。
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文庫書き下ろし シリーズ第2作で、中編3話。 5歳の時に母が父を刺殺し、自分も誰かを殺すかも知れないとおびえる高校生ルカは、小樽の天狗山の麓のパン屋で天狗、狗神、ロシアの吸血鬼たちと同居している。 「ワスレモノ」は、駅前の歩道橋から転落して死んで霊が留まっている老女に、ルカと...
文庫書き下ろし シリーズ第2作で、中編3話。 5歳の時に母が父を刺殺し、自分も誰かを殺すかも知れないとおびえる高校生ルカは、小樽の天狗山の麓のパン屋で天狗、狗神、ロシアの吸血鬼たちと同居している。 「ワスレモノ」は、駅前の歩道橋から転落して死んで霊が留まっている老女に、ルカと榊が話しかけて1日を共に過ごす。老女はルカの次のブンの飼い主で、ブンが自分をひき殺した青年に憑依したので、その青年榊に会って驚く。やがて老女は自分が死んだことに気づいて成仏する。 「リュウグウノハナヨメ」では、小樽水族館のイルカの飼育員である榊の姉がストーカーに誘拐されたのを、ルカのいつもの悪夢(前巻で死霊がルカを溺死した孫娘の婿した)に イルカの霊が現れて危機を知らせる。 「テケテケ」は、隣のクラスの女生徒に夜な夜な足の無い怪異から低い位置から撮った写真が送られてきて、クラスメイトであるバクの麦沢、タヌキの田沼、蝶子とともにルカは泊まり込んで退散させるが、骨の癌で足を切ってまで闘病した幼い頃の友達が死に、仲直りのために来たことが分かる。 あやかしが見えるルカは、自分が人間なのか、あやかしなのか、どう生きればいいのか悩みながら成長する。
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「ワスレモノ」 あの日果たせなかった約束を。 彼女の心情を考えると本当の息子が無事で良かったと思うのかもしれないが、あの連絡が無ければ彼女が亡くなる事は無かったと思うと何とも言えないな…。 人の身を借りて生きている彼にとっては、やりたかった事を果たす為に行う簡単な話なのかもしれな...
「ワスレモノ」 あの日果たせなかった約束を。 彼女の心情を考えると本当の息子が無事で良かったと思うのかもしれないが、あの連絡が無ければ彼女が亡くなる事は無かったと思うと何とも言えないな…。 人の身を借りて生きている彼にとっては、やりたかった事を果たす為に行う簡単な話なのかもしれないが少し発送が恐ろしかったな。 「リュウグウノハナヨメ」 本当の姿に戻って欲しいと願い。 彼が幼い頃見たものが一体何だったのかは今になっては分からないが、無理矢理連れ出し自分の妄想に付き合わせるなんて人としてどうなのだろう。 彼女は夢や彼らの話に納得してくれたであろうが、真実を知ったらもう海や水が怖くて仕方ないだろうし男性不信もしくは人間不信になりそいいだな。 「テケテケ」 毎夜近づいてくる視線の低い写真。 足が病に侵されていたからこそ、彼女は這うことしか出来ず彼女に会いたくとも以前とは同じ様に訪ねることが出来なかったんだな。 ただただ仲直りしたかったから訪ねていたなら兎も角、あくまでもあの時点で彼女はこの世の者では無かったのだから拒んで正解だとは思うな。
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