商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | ホーム社/集英社 |
発売年月日 | 2018/12/14 |
JAN | 9784834253269 |
- 書籍
- 書籍
俳句ねこ
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
俳句ねこ
¥1,540
在庫あり
商品レビュー
4
1件のお客様レビュー
猫と俳句には人を狂わせる美しさがある、なあ… -------- 僕が思うに、猫はこの世で一番美しい動物だ。俳句が世界一美しいかはわからないが、猫と同様に無駄のない(あるいは、無駄さえも愛おしい)スリムな言葉はかなり美しい。 それ故、猫と俳句のマッチングはよい、はずだ。(そういえ...
猫と俳句には人を狂わせる美しさがある、なあ… -------- 僕が思うに、猫はこの世で一番美しい動物だ。俳句が世界一美しいかはわからないが、猫と同様に無駄のない(あるいは、無駄さえも愛おしい)スリムな言葉はかなり美しい。 それ故、猫と俳句のマッチングはよい、はずだ。(そういえば『ねこはい』なる本もあった) 本書は、猫写真家(と当人が名乗っている)・沖昌之の写真に、猫俳句家(とは名乗っていないが猫俳句本の著者)・倉阪鬼一郎が自作・自選の句をのせたものだ。 一般的な写真集には興味がない僕だが、猫写真集だけは手を出してしまう。自然の中にいる猫のなんと美しいことか。そこにベタなコピーがついていたりすると興ざめだが、俳句によって一段引き上げることが出来る、ように思う。 「ねこを見て、猫に見られる冬の路」 あえて2つの表現をつかった句だ。ねこを見るのと、猫に見られるのは、どちらもよい。こうやって書かれるまで言語化して考えたことはなかったが、ほんとうによい。 我が家には家に閉じ込めた猫しかいない。家の中にも俳材はあろうものの、ニヤニヤとしながら外にいる猫たちに句をつけてみたくなる。
Posted by