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軍事の日本史 鎌倉・南北朝・室町・戦国時代のリアル 朝日新書700
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2018/12/13 |
JAN | 9784022737991 |
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軍事の日本史
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軍事の日本史
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商品レビュー
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『三河雑兵心得』の展開を復習するがごとく読めた。軍事行動が戦術、戦略的なものとして考察できるのは、やはり戦国時代以降なのだろう。そして著者が言うように、歴史学者だけではなく、軍事の専門家との共同研究は必要だと思う。信長、秀吉、家康までの戦の進め方とその理由は理解できた。もう一つは...
『三河雑兵心得』の展開を復習するがごとく読めた。軍事行動が戦術、戦略的なものとして考察できるのは、やはり戦国時代以降なのだろう。そして著者が言うように、歴史学者だけではなく、軍事の専門家との共同研究は必要だと思う。信長、秀吉、家康までの戦の進め方とその理由は理解できた。もう一つは著者が研究課題としている明治維新と太平洋戦争の相関関係で、私は本書の説明では得心がいかず、引き続き著者の研究が進むことを願うのみ。ただ、個人的には薩長閥が軍部の実権を握り、無謀な戦争が継続されたとの思いは拭えない。
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時代の流れを考えて日本史を相手にしようという著者の考えと時代の区分にとらわれることのない視点を大切にし、歴史的な点、ポイントにこだわるのではなく、多面的に時代を見、どういうベクトルで歴史が動いているのか、その流れをつかむという2つの事を前提に「軍事」という方面から応仁の乱、関ケ原...
時代の流れを考えて日本史を相手にしようという著者の考えと時代の区分にとらわれることのない視点を大切にし、歴史的な点、ポイントにこだわるのではなく、多面的に時代を見、どういうベクトルで歴史が動いているのか、その流れをつかむという2つの事を前提に「軍事」という方面から応仁の乱、関ケ原の戦い、川中島の戦い、桶狭間の戦いなどを詳細に分析していく。戦争には(1)戦術(2)戦略(3)兵站という三つが重要になって来る。この三つは戦う上での要諦だから、近現代の戦争でも変わらないベーシックなものである。さらに戦術については「兵力」「装備」「大義名分」があると著者は言う。勝負を直接的に左右する、戦術、さらに「誰と戦うのか」「どういう展望をもって戦うのか」という戦略も大事になって来る。詳細→ http://takeshi3017.chu.jp/file9/naiyou28104.html
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●タイトルはわりと硬めだが、中身はいたって読みやすい。 ●事実の羅列ではなくしっかりした意欲的な考察なのでわかりやすい。 ●戦国時代の戰のリアルが少しは理解できたかな。農民ならそりゃ殺せないし、槍で叩くというのもなるほどなと。実際斬り合いなんて中々出来るわけじゃない。 ●あまり日...
●タイトルはわりと硬めだが、中身はいたって読みやすい。 ●事実の羅列ではなくしっかりした意欲的な考察なのでわかりやすい。 ●戦国時代の戰のリアルが少しは理解できたかな。農民ならそりゃ殺せないし、槍で叩くというのもなるほどなと。実際斬り合いなんて中々出来るわけじゃない。 ●あまり日本史は詳しくなくて、将軍と天皇の関係性はどうかわからないけれど、筋の通った解釈というのは中々難しいのではないか。原則はあれど例外も多いし、当時の状況で臨機応変に変わるはず… ●しかし、戦国時代なんて昔すぎて精緻な話はないなんて、とんでもないなと。小さい島国の中でも必死に知恵を絞りながら乗り切っていたんだとわかる。昭和時代の軍が研究したのも理解できる。結局、時代は変われど、人間ということは普遍。考えることは似通っているって話だよね。 ●個人的に、最後のあとがきがいきなりテイストが変わって、弱者の視点って言い出したのは笑った。
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