商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 藤原書店 |
発売年月日 | 2018/12/05 |
JAN | 9784865782028 |
- 書籍
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生命科学の未来
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生命科学の未来
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商品レビュー
3.3
3件のお客様レビュー
抗PD-1抗体発見に至るまでの研究の流れは初めて知る内容もあり、楽しく読むことができた。また、進化論や死生観、教育体制への提言(愚痴)の章も興味深かった。 とはいえ、免疫療法の部分をもっと詳しく知りたかったという期待があったので、やや期待はずれに終わった。というわけで☆3。
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本庶先生がノーベル賞を受賞したのを機に企画された本で、本庶先生の講演2つと、静岡県知事の川勝氏との対談が掲載されています。 講演については、本庶先生の研究者生活の経緯を知る、また、ここ50年ぐらいの生命科学の流れを知るのに適した内容だと思います。 本庶先生独特の生命観にも触れら...
本庶先生がノーベル賞を受賞したのを機に企画された本で、本庶先生の講演2つと、静岡県知事の川勝氏との対談が掲載されています。 講演については、本庶先生の研究者生活の経緯を知る、また、ここ50年ぐらいの生命科学の流れを知るのに適した内容だと思います。 本庶先生独特の生命観にも触れられており、生命の進化について考えを巡らせる上で、よいヒントになると思いました。 川勝氏との対談については、個人的には邪魔だと思ったのですが、この本に収録された講演を選んだのは、川勝氏なので、やむを得ないですかね。 ちなみに、川勝氏の、科学や生命科学に関する言及は、豊富な知識欲を感じさせてはくれますが、間違った理解や感情的な捉え方が多すぎて、かえって害があるのでは、という気がしました。 が、この本を手に取るような人は、川勝氏の間違った発言については、うまくスルーできるレベルかも、と思ったりもしました。 本庶先生の本なのに、最後の対談で川勝氏がマウントを取りに行った結果、後味の悪い本になってしまったように思います。
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正直、細かいところは理解できないけど、PD-1の役割となぜ癌を治療できるかがなんとなくわかった。 がん細胞は異種なので免疫がやっつける対象になるけど、免疫のブレーキ役であるPD-1を、懐柔してブレーキを強く踏んでもらいがん細胞をやっつけることができない。PD-1を頑張らせればブレ...
正直、細かいところは理解できないけど、PD-1の役割となぜ癌を治療できるかがなんとなくわかった。 がん細胞は異種なので免疫がやっつける対象になるけど、免疫のブレーキ役であるPD-1を、懐柔してブレーキを強く踏んでもらいがん細胞をやっつけることができない。PD-1を頑張らせればブレーキが外れて免疫本来の役割を果たし、がん細胞をやっつけられるということ。ふむふむ。 研究内容より、バックグラウンドや思想が知りたかったけど、その辺りもカバーできてて面白い。 なにより川勝静岡県知事との対談における川勝知事の博識ぶりに舌を巻いた。と思ったら、学者さんだったなのね。納得。 教育として、自然科学の領域は修士を出た先生やポスドクが教えるべき、ということは非常に同意できる。学者余ってるんじゃないかな… 当たり前だけど、一流の先生からしか一流の生徒は生まれませんよ。
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