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宗教はなぜ人を殺すのか 平和・救済・慈悲・戦争の原理
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宗教はなぜ人を殺すのか 平和・救済・慈悲・戦争の原理

正木晃(著者)

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宗教はなぜ人を殺すのか 平和・救済・慈悲・戦争の原理

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 さくら舎
発売年月日 2018/12/06
JAN 9784865811759

宗教はなぜ人を殺すのか

¥1,650

商品レビュー

3.7

3件のお客様レビュー

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2024/06/26

教科書で習った歴史を思い返すと、そこには暴力と手を携えてきた宗教の姿がある。 平和や愛、慈悲や心の平穏を説く宗教が、暴力と縁が切れない理由はどこにあるのか。 代表的な宗教と、戦争や殺人の関係について書いた本です。 愛や平和や心の平安を説いているはずなのに、宗教が暴力と密接に繋...

教科書で習った歴史を思い返すと、そこには暴力と手を携えてきた宗教の姿がある。 平和や愛、慈悲や心の平穏を説く宗教が、暴力と縁が切れない理由はどこにあるのか。 代表的な宗教と、戦争や殺人の関係について書いた本です。 愛や平和や心の平安を説いているはずなのに、宗教が暴力と密接に繋がっている理由はどこにあるのか。教典の中にそもそも暴力や殺人を是とする論理があるのか。もしくは、どのような理論で暴力を肯定しているのかを解説しています。 例えば、ある宗教は邪教徒、多神教徒は殺しても良いと書かれていたり、またある宗教はたとえ誰かを殺したとしても、殺した自分も殺された相手も実際には存在していないのだから殺人は成り立たないと説く。 元々軍事的な色の強かった宗教の他にも、暴力的な要素は少なかったにも関わらず、都合のいいように解釈されたり、都合よく捻じ曲げられたりした様々な宗教の姿がそこにはあります。 簡単に解決できることではないですが、現在の社会問題などを理解する一助にはなるかもしれません。 文章も読みやすいと思いますのでお勧めです。

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2023/11/10

イスラム原理主義がなぜ極端なテロ行為に走るのか知りたくて読んでみた。イスラム教に限らず古今東西の宗教は為政者や野心あるものが都合よく解釈して人を洗脳するのに持ちいているに過ぎないことを知った。点数が低いのは筆者の書き方、編集の仕方が下手くそだと感じたため。二重否定とかの言い回しは...

イスラム原理主義がなぜ極端なテロ行為に走るのか知りたくて読んでみた。イスラム教に限らず古今東西の宗教は為政者や野心あるものが都合よく解釈して人を洗脳するのに持ちいているに過ぎないことを知った。点数が低いのは筆者の書き方、編集の仕方が下手くそだと感じたため。二重否定とかの言い回しはやめて欲しい。主張を通して但し書きは*で巻末などで補完して欲しい。非常に読みづらかった。

Posted by ブクログ

2022/07/15

仕事(授業)準備で流し読みをしただけですが、イスラム教・ユダヤ教・キリスト教・仏教の各宗教が、どのように「暴力(殺人/(宗教)戦争)」を是認してきたのか、その歴史と背景を丁寧に解説した本でした。 文章は非常に読みやすく、高校生から十分に理解できると思います。 愛や平和を語る宗...

仕事(授業)準備で流し読みをしただけですが、イスラム教・ユダヤ教・キリスト教・仏教の各宗教が、どのように「暴力(殺人/(宗教)戦争)」を是認してきたのか、その歴史と背景を丁寧に解説した本でした。 文章は非常に読みやすく、高校生から十分に理解できると思います。 愛や平和を語る宗教同士が、なぜ争い続けるのか。 どうすれば解決するのか。 簡単に答えの出る問いではありませんし、本書にも解決策が示されているわけでもありません。 しかし、単純に世界史的な知識だけで争いの原因を見つけようとし、解決策を探るのではなく、それぞれの宗教の根幹にある「思想」や「性格」について把握しようと努めること、そして自身で考え続けることは辞めてはならないと思います。

Posted by ブクログ

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