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過ぎ去りし世界 ハヤカワ・ミステリ文庫
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過ぎ去りし世界 ハヤカワ・ミステリ文庫

デニス・ルヘイン(著者), 加賀山卓朗(訳者)

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過ぎ去りし世界 ハヤカワ・ミステリ文庫

1,320

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2018/12/06
JAN 9784151744075

過ぎ去りし世界

¥1,320

商品レビュー

4.5

2件のお客様レビュー

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2022/05/15
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※このレビューにはネタバレを含みます

「運命の日」の続々編。 結果から言うと、前作の方が良かった。 腕っぷしではなく、 度胸と頭脳で生き残りのしあがるのが、面白かったのだとわかった。 ギャング稼業の一線を退き、息子を育てていたジョーに、 暗殺計画の噂が流れる。 過去からの復讐なのか、現在の嫉妬なのか。 ギャング社会の、 少なくとも小説の中でのギャング社会の流れとしては、 当然身内の裏切りだろうと見当がついたのも、 いまひとつ面白くなかった要因だと思う。 あと、 あまり気持ちの良くない、 ギャング御用達の医者のエピソードも 意味不明だったし。 前作では美しかった友情が失われたのも、 今回はジョーが生き残れなかったのも、 そのときに息子に絶望を与えてしまったのも残念だった。

Posted by ブクログ

2019/02/16

デニス・ルヘイン『過ぎ去りし世界』ハヤカワ・ミステリ文庫。 『運命の日』『夜に生きる』に続く三部作の完結篇。『運命の日』を読んだのは、確か2012年だったか…… 読後に心の中に渇いた風が吹いた。一言で表現するならば、そういう作品である。 1942年のフロリダ。裏社会のトップ...

デニス・ルヘイン『過ぎ去りし世界』ハヤカワ・ミステリ文庫。 『運命の日』『夜に生きる』に続く三部作の完結篇。『運命の日』を読んだのは、確か2012年だったか…… 読後に心の中に渇いた風が吹いた。一言で表現するならば、そういう作品である。 1942年のフロリダ。裏社会のトップにまで上り詰めながら抗争により妻を失ったことから、裏社会から足を洗い、実業家に転身したジョー。生き延びるために再び裏社会に身を投じたジョーの未来は……

Posted by ブクログ

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