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revisions リヴィジョンズ 時間SFアンソロジー ハヤカワ文庫JA
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 2018/12/06 |
| JAN | 9784150313531 |
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revisions リヴィジョンズ 時間SFアンソロジー
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商品レビュー
3.3
15件のお客様レビュー
《目次》 「退屈の檻」リチャード・R・スミス/大森望訳 「ノックス・マシン」法月綸太郎 「ノー・パラドクス」藤井太洋 「時空争奪」小林泰三 「ヴィンテージ・シーズン」C・L・ムーア/幹遥子訳 「五色の船」津原泰水 <編者あとがき/大森望>
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2024年6月14日読了。大森望編の「時間SF」アンソロジー。SFでなくても「もしも過去に戻れたら・未来に行けたら」というテーマは人を惹きつけてやまないもの、本書で挙げられた短編たちも非常に面白い!海外SFと日本SFが混ざっていて、その感触の違いも興味深い。読み終わってから想像が...
2024年6月14日読了。大森望編の「時間SF」アンソロジー。SFでなくても「もしも過去に戻れたら・未来に行けたら」というテーマは人を惹きつけてやまないもの、本書で挙げられた短編たちも非常に面白い!海外SFと日本SFが混ざっていて、その感触の違いも興味深い。読み終わってから想像が膨らむ『退屈の檻』、「タイムマシンが存在するのなら、タイムトラベラーはすでに来ているはず」という問いに回答する『ヴィンテージ・シーズン』、時間SFを見つめる読者の我々、という視点を強烈に意識させられる、切ない余韻に満ちたラスト『五色の舟』などが本当に良かった。相変わらずの小林泰三節がみられる『時空争奪』も楽しい。
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6作品収録の時間SFアンソロジー。 「退屈の檻」 1958年発表という古典に入るであろう作品ですが、今読んでも面白いという評価は変わらない。おそらく、いつどの時代に読んでも変わらないでしょう。こういう作品に出会えることは、ジャンルのもつ魅力。深さや広がりの証拠。 そして、海外作...
6作品収録の時間SFアンソロジー。 「退屈の檻」 1958年発表という古典に入るであろう作品ですが、今読んでも面白いという評価は変わらない。おそらく、いつどの時代に読んでも変わらないでしょう。こういう作品に出会えることは、ジャンルのもつ魅力。深さや広がりの証拠。 そして、海外作品に触れていない自分のテリトリーの狭さの証明です。これから出る未来の作品もあるし、これまで触れてきていない過去の作品もあるし、で時間がどれだけあっても足りない。 永遠に続く繰り返される10分。何かができそうだけど、状況を蹴るほどの何かができるわけでないという10分が絶妙。希望と絶望が繰り返され、絶望が徐々に侵食し無力感に押しつぶされてゆく。嫌な読後感ですが、楽しい。 「時空争奪」「ヴィンテージ・シーズン」も、主人公が何もできないという無力感が襲ってくる読後感になるのは、時間SFという作品に共通するものなのか、と勘違いしてしまう。収録されている作品がそうであるだけで、違う結末違う読後感はあるはずです。でも「五色の舟」も似たような感じか。 重めの脱力感があるアンソロジーでした。脱力なのに重さを感じるというのも、おかしなことですが、無力感というと違うのです。脱力に解放感がないからかな。
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