商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | エイアンドエフ |
| 発売年月日 | 2018/11/30 |
| JAN | 9784909355072 |
- 書籍
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異論のススメ 正論のススメ
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異論のススメ 正論のススメ
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朝日新聞「異論のススメ」 産経新聞「日の蔭りの中で」 で連載されていた論評シリーズ。 私の本棚には異色?の佐伯啓思だが、読了率は高いと思う。 政治的なご意見にはあまり興味がないのだけど、社会や文化、教育を語る言葉に頷くことが多いからだ。 お盆や正月の持っている独特の空気感の欠...
朝日新聞「異論のススメ」 産経新聞「日の蔭りの中で」 で連載されていた論評シリーズ。 私の本棚には異色?の佐伯啓思だが、読了率は高いと思う。 政治的なご意見にはあまり興味がないのだけど、社会や文化、教育を語る言葉に頷くことが多いからだ。 お盆や正月の持っている独特の空気感の欠如を話しているのだけど、私は苦手だったなあ。 終戦記念日は、蝉の鳴く中で小学校に行き、鬱々とした番組や映画を観た記憶がある。 正月は、町が機能を停止している、というまさにその感覚が幼心に怖かった。 いつからか、お盆も正月もゴールデンウィークの延長線上のように思うようになったのは、なるほど、私が大人になったからではないのかもしれない。 「数値化されず成果も出なければ、教育としての評価は不可能だろうし、いわゆる一流大学にはいって『エリート』になることは難しいだろう。しかし、それで何が困るのであろうか。私は、とくに若い時期には、こうした、目にみえた成果などとは無縁の人文的なものに浸り、そのなかで自分の生の意義を問うて悪戦苦闘することはたいへんに大事なことだと思う。」 「今日の時代は、さまざまな事項がいり乱れ、交錯した複雑な時代である。たいへんに生きにくい時代である。だからいくら『専門的知識』ばかり身につけても決して『生』が充実するわけではないのだ。むしろ『専門的知識』の独り歩きこそが人間を偏ったものにする危険は大なるものがある。大事なことは、何が重要かという問いを自分に発する能力であり、ものごとを自分で考える力である。そして『古典』とは、その手助けであり、その訓練となる。」 こうした言葉に頷くのは、きっと私だけではないと思う。 成長と正義ばかり促される世の中で、一人で書物と対話しながら、自己省察に耽ることは、非生産的な行為だろうか(笑) 誰かの存在を意識しながら、けれど誰かのために勉強しているわけでも、生きているわけでもない。 自分という存在が成り立った上で、誰かに小さな影響を及ぼせるなら、こんなに幸せなことはない。 この二文は果たして、矛盾しているだろうか。 偶然にも夏目漱石「現代日本の開化」や小林秀雄「無常ということ」に触れられた項目もあり、個人的には良い出会いであった。
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