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完本 山靴の音 ヤマケイ文庫
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完本 山靴の音 ヤマケイ文庫

芳野満彦(著者)

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完本 山靴の音 ヤマケイ文庫

1,018

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 山と渓谷社
発売年月日 2018/11/16
JAN 9784635048583

完本 山靴の音

¥1,018

商品レビュー

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2025/02/02

先日読んだ市毛良枝さんの「73歳、ひとり楽しむ山歩き」の中で紹介されてた本。何気に借りて読んでみました。 戦後の登山黎明期におけるクライマーの記録なんですがとにかく無謀な登山が多くて閉口でした。 17歳で友人と2人、12月の赤岳に登り遭難して友は凍死し自分は救助されたが凍傷のため...

先日読んだ市毛良枝さんの「73歳、ひとり楽しむ山歩き」の中で紹介されてた本。何気に借りて読んでみました。 戦後の登山黎明期におけるクライマーの記録なんですがとにかく無謀な登山が多くて閉口でした。 17歳で友人と2人、12月の赤岳に登り遭難して友は凍死し自分は救助されたが凍傷のため両足の指全部を切断するとゆうなか2年後不屈の精神でクライマーとして未踏の国内登攀ルートを開拓してゆくとか。当時は未踏ルートを1番で制覇し名を刻む栄誉を競って求めいてた時代でもあったようです。 早出、早仕舞いが安全上必須に思う登山で、山中でビパークする事が当たり前の雰囲気とかわざわざ死ににゆくこと前提のようなドMスタイルってなにか取り憑かれてるようだし、周りの人は不運にも命を落としていくし馴染めそうにない。 凍傷で手とか紫に変色しても雪山の魅力に取り憑かれて登り続けるお友達もいるんですけど、そこまで虜にする力はなんなんだろうとふと我に帰ることあるんですよね。 私は一般登山道専門だから、クライマーとかちょっと理解できないところもあるんです。ハーケン打ってザイル引っ掛けて垂直の壁登るのって面倒そうだし、登ってる時間より待ってる時間のが長いしその間凍えそうになるし、岩場を迂回して登ったほうが効率的だし安全に早く登れると思ったりなんですよね。 山にはいろんな楽しみ方があるので否定してる訳ではないのですが、わざわざ怖い思いをして登るのは、私には向いてなさそうです。 冒頭の八ヶ岳遭難の手記がいつまでも心に残りました。 それとアイガー北壁に挑んだ記録にも異次元の壁を感じました。ホテルから望遠鏡で岩に取り憑くクライマーたちを見学しているギャラリーとか、危険だからと止められても上りに行く精神とか果たして賞賛して良いものなのか際どく感じてしまいます。 冬山に 僕は陽光より酷霧を 蒼空より あのレントゲン色の 吹雪を愛する 冷たく痛い 冬山の不思議を って彼の詩がマゾっけたっぷりに死に場所を探してる感じが印象的でした。

Posted by ブクログ