商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
発売年月日 | 2018/11/24 |
JAN | 9784199607745 |
- コミック
- 徳間書店
嘘と楽園
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
嘘と楽園
¥726
在庫なし
商品レビュー
4.5
2件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
沙野風結子センセ原作で高緒拾センセの作画。前科持ちの情報屋×負け知らずの弁護士の再会愛です。 このお二人ならものすごくエロティックでマニアックなんじゃないかとドキドキしながら読みました。 沙野センセは個人的にツボど真ん中のエロさなんで大好きなんですが、高緒センセは「抱かれたい男」とか、水原とほるセンセや木原音瀬センセ、綺月陣センセなどの挿絵でのイメージが強烈で、今回もハードで痛い話なの?ひょっとして沙野センセとのW盛り?という先入観がいっぱいでした。 でも蓋を開けたら、確かに捨てられた子供たちのそれぞれの人生の話で、決して平坦な道程ではなく辛い体験もしていて心が痛みましたが、想像していたのと全然違ってものすごく温かく心に沁みる読後感ですごく良かったです。 ずっと自分の居場所を必死でさがして生きてきた啓人。そのためには何でもしようとする覚悟すらあって、一見可愛くない性格です。そんな冷徹そうに見える啓人を振り回す唯一の男が、アガタなんです。 アガタは一方的に啓人を弄んでいる悪い男代表みたいなイメージなんだけど、実は愛がすごく深くて献身的なナイト様なんですよ~ 14年間のアガタがずっと見守ってたこと、これすごいですよね。愛です。 しかも、自分の存在を好きな相手に1ミリも感じさせないなんて。 そこをずーっと見抜けなかった啓人なんだけど、そこもなんかすごく可愛いというか…おバカというか… まあ、自分が生きていくのに精一杯で余裕もなかったんでしょうね。必死だったのね… 啓人のアガタに対する疑心暗鬼な気持ちがサスペンス仕立てになっていて、話にすっかり引き込まれてしましました。 エロ的にもソファでの絡みとか、非常にいいアングルで描かれていて、生々しくww萌えました。もう、オラオラHからのラブラブHまで肉感的で体温を感じました~ どっちも満足。 あと、施設からの友人の孝二と郁太!!この二人がどんよりとした空気をフレッシュにしてくれていました。描き下ろしの「引っ越し丼とご挨拶」は、何となく二人の期待できるこれからが想像できてとても良かったです。 沙野センセのSS「あの子の望み」は、もうエロいのと胸キュンなのとで萌えまくりでした。 ぎゅぎゅっと中身が詰まった1冊でした!
Posted by
養護施設で育った二人の再会。一途で献身的で、あぁ、こんな愛を見せられてどうにかなりそう。友人同士まで男OKなのはちょっとBLご都合主義だけど、うん全然OK!予想以上に前向きなラストに胸があたたかくなる
Posted by