商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2018/11/08 |
JAN | 9784093865227 |
- 書籍
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燃えよ、あんず
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燃えよ、あんず
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商品レビュー
4.2
27件のお客様レビュー
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久美ちゃんを、騒ぎに巻き込まれた本屋の店長目線で書かれたお話。 登場人物みんなどこかポンコツで、憎めない人たちだった。 久美ちゃんは一般的に言う頭のいい人ではないが、愛情に溢れていたり、由良さんの歪んだ思想も理解できなくはないものだったり(歪みすぎだが)... キタノさんやピンキーなどクセの強い人もみんななぜか久美ちゃんのことを応援し、最終的には由良さんの歪んだ思惑は獅子虎(素直すぎる人)に崩され大団円に。 終盤は笑えるところもあり、最後の獅子虎の話を読んだ後は想定外でうるうるしてしまったり、、 もう一度読み返したいと思う作品だった。
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帯に書いてあるほどの大傑作では無いけれど、それなりに面白く読めた。 主人公の「久美ちゃん」がいい味出してる。 脇を固めるオサムさんや桃子さん、キタノヒロシや由良さん、ピンキーちゃん{此処まで書いてきて思ったけど変な登場人物ばっかり)も見事なチームワークで久美ちゃんを盛り上げる。久...
帯に書いてあるほどの大傑作では無いけれど、それなりに面白く読めた。 主人公の「久美ちゃん」がいい味出してる。 脇を固めるオサムさんや桃子さん、キタノヒロシや由良さん、ピンキーちゃん{此処まで書いてきて思ったけど変な登場人物ばっかり)も見事なチームワークで久美ちゃんを盛り上げる。久美ちゃんのご両親や旦那さんになる新宮さんは、ある意味常識人ではあるが久美ちゃんに絡むとどいつもこいつも人情喜劇になってしまう。 そう、「花登筺」の世界なんだよ。漢字あってるのかな、勝手に変換したけど。なにか懐かしさとノスタルジーを感じる人情長編でした。泣けるほどではないけどジワっとくる。 おススメ!
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由良の手帳辺りで一旦憂鬱になって、これはあんまり好きじゃないか?と思ったけど そっからまたくみちゃんの話やおさむさん視点になって、どんどん引き込まれて、おさむさんと桃子さんの掛け合いが面白い。 くみちゃんと新宮さんが無事結ばれて幸せになるのも、新宮さんのお父さんが無茶苦茶そうで実はめっちゃ良い人だったのも、本屋に集まるみんなが優しくて、由良さんも最後はちゃんと笑ってくれてて、幸せな気持ちになる最後だった。 面白かった
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