絶望読書 河出文庫

頭木弘樹(著者)

• 販売会社／発売会社: 河出書房新社
• 発売年月日: 2018/11/07
• JAN: 9784309416472

商品レビュー

2024/09/16

絶望した時ではなくて　それから停滞してる時に「ドストエフスキー」か　　

著者も言っているように　悲しい時に楽しい曲は逆に辛くなる　それと同じで　
絶望時に元気が出る内容なんて入ってこない

2024/09/01

2024/09/01読了。
絶望の中にいる時に、大切なのは焦らないこと。そのために、絶望の時期をしっかり過ごすことが大切だと教えてくれる。
そして、読んでいるとなぜか自己否定が少し弱まる。自分も手元に置いていて、悩んでいる友にもぜひ薦めたい。

2024/01/07

長期入院患者の間でドストエフスキーが回し読みされていて、というところが印象的。実際、若い時にはドストエフスキーなんか何が面白いんだなんで読むんだって思っていたもんなぁ。。実年齢にかかわらず、自分が下降線に入ってきたり、孤独を感じたり、”絶望”とまではいかないかもしれないけどその片鱗を感じたりすることが、いつかあるでしょう。いかにいま自分が”絶好調”であっても、こういう本があることを頭の片隅に入れておいて、そんな時に読めるようにしておくといいと思います。