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常設展示室 Permanent Collection
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2018/11/22 |
JAN | 9784103317548 |
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常設展示室 Permanent Collection
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商品レビュー
3.8
162件のお客様レビュー
アートとアート関係の女性たちの短編。 世界を飛び回り、桁違いのアートを売ることや華やかなアート作品の近くでお仕事をするなんて煌びやかな世界だが、そこに行き着くには狭き門を突破するためにたゆまぬ努力と好きという強い気持ちがあってこそ。 いろんな葛藤があるが、そこまで没頭できる好き...
アートとアート関係の女性たちの短編。 世界を飛び回り、桁違いのアートを売ることや華やかなアート作品の近くでお仕事をするなんて煌びやかな世界だが、そこに行き着くには狭き門を突破するためにたゆまぬ努力と好きという強い気持ちがあってこそ。 いろんな葛藤があるが、そこまで没頭できる好きがあるのは羨ましい限りだ。 作品についての表現が素晴らしく、読んでるだけで絵を眺めている気持ちになれる。 実際に見に行けたらもっとよいのだが。
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美術に携わる仕事をしてる女性たちが主人公だったりする短編集です。 どのお話も切なかった。 『群青』はどうしてその病気なの?よりによって、、、。 『薔薇色の人生』の多恵子の職場の先輩が優しいな。色々気付いてるだろうに詮索せずにいつも通りに接してくれる。ただ興味ないだけかも...
美術に携わる仕事をしてる女性たちが主人公だったりする短編集です。 どのお話も切なかった。 『群青』はどうしてその病気なの?よりによって、、、。 『薔薇色の人生』の多恵子の職場の先輩が優しいな。色々気付いてるだろうに詮索せずにいつも通りに接してくれる。ただ興味ないだけかもしれないけど。実際にこの絵を見てみたいな、 『道』 とても切なくて、胸が張り裂けそう。三児の母なもんで、お母さんの気持ちを考えちゃうとそれも辛くて。 各話のタイトルと絵画のタイトル。 『群青』 The Color of Life 〈盲人の食事〉ピカソ 『デルフトの眺望』 A View of Delfi 〈真珠の耳飾りの少女〉フェルメール 『マドンナ』 Madonna 〈大公の聖母〉ラファエロ 『薔薇色の人生』La Vie en Rose 〈ばら〉ゴッホ 『豪奢』Luxe 〈豪奢〉マティス 『道』La Strada 〈道〉東山魁夷
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普段は有名な画家や美術館のコレクションを集めた特別展を鑑賞したくて美術館に足を運ぶ。 常設展示室は、オマケみたいな扱いになりがち。 だけどさすがの原田マハさん、常設展示室で待っていてくれている作品の魅力を十分に引き出してくれる。 アート作品の生まれた背景にもドラマがあり、作品...
普段は有名な画家や美術館のコレクションを集めた特別展を鑑賞したくて美術館に足を運ぶ。 常設展示室は、オマケみたいな扱いになりがち。 だけどさすがの原田マハさん、常設展示室で待っていてくれている作品の魅力を十分に引き出してくれる。 アート作品の生まれた背景にもドラマがあり、作品に惹かれる人達にもドラマがある。 どの短編もとても読みやすく、40代の迷える女性達を中心に常設展示室にあるアート作品から学び人生を切り拓いていく姿が爽やか。 常設展示室だからこそ、その場所にさえ行けばいつでもあの作品に会うことができる。 それは、ある意味大きな希望なのかも。 たった一枚でも、自分を元気にしてくれる、そんな絵画がある人はいつだって強く生きて行けるのだろう。
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