商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 白桃書房 |
発売年月日 | 2018/11/02 |
JAN | 9784561227175 |
- 書籍
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名著17冊の著者との往復書簡で読み解く 人事の成り立ち
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名著17冊の著者との往復書簡で読み解く 人事の成り立ち
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日本の人事の歴史を概観。 職務無限定で誰でも階段を上る、日本の雇用システムの構造の変遷。 ・欧州の入職までの公的職業訓練制度。欧米のインターンシップの違い。 【黎明期】戦争と復興動乱が生んだ奇跡 ・戦前の身分制、戦中の職工協同、戦後の経営刷新の混乱、左翼解放による過激な労働争...
日本の人事の歴史を概観。 職務無限定で誰でも階段を上る、日本の雇用システムの構造の変遷。 ・欧州の入職までの公的職業訓練制度。欧米のインターンシップの違い。 【黎明期】戦争と復興動乱が生んだ奇跡 ・戦前の身分制、戦中の職工協同、戦後の経営刷新の混乱、左翼解放による過激な労働争議を経て、労使協調、誰でも階段を上がる社会へ。 ・当時一部だった「三種の神器(終身雇用、年功序列、企業内組合)」の発見、目指すべき方向とされた流れ。 ・職能資格制度:仕事(ジョブ)を構成する小さな課業(タスク)に必要な能力を調べて積み上げたものを職能要件として評価。絶対評価、降格もありとし「発揮される」能力とする。 ・職種別労働組合が存在する欧州とは異なる企業内能力。 【完成期】欧米信奉の呪縛からの解放 ・能力主義≠実力主義:給料を職務ではなく人の能力で決める。ポストのことなど考えず(それは無尽蔵に生まれてくるから)、能力研鑽に応じて給与も役職も付与できる夢のような時代だった。 →アメリカが学び「コンピテンシー」として逆輸入 ・ジェネラリスト育成に整合 【順風期】安定成長が生んだ万能感 ・1回目のシフトチェンジ期(80年代前半まで):高度成長から安定成長、大卒者の増加→企業規模拡大によるポスト創出が望めない→職能資格のよる昇進、給与差最小の平等化で乗り切る ・2回目のシフトチェンジ期(バブル崩壊後の90年代前半):無策、失墜。
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日本型雇用の仕組み・流れについての解説とそれにまつわる本紹介の本 本を紹介していく系の中ではかなりしっかりと書かれている。日本型雇用というものについて説明してそれに合うように本を選んでいる。 メンバーシップ型による社内人事の流動性のメリット、教育のしやすさや採用のしやすさ、配分...
日本型雇用の仕組み・流れについての解説とそれにまつわる本紹介の本 本を紹介していく系の中ではかなりしっかりと書かれている。日本型雇用というものについて説明してそれに合うように本を選んでいる。 メンバーシップ型による社内人事の流動性のメリット、教育のしやすさや採用のしやすさ、配分が容易となる 中には優しいけど外には厳しい、レール外にも厳しい。 評価ではメンバーシップ採用のほう能力の成長を見る 人事活性化五大施策①採用②異動③教育④小集団⑤イベント
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※このレビューにはネタバレを含みます
・日本的雇用vs欧米的雇用の軸に沿って、どちらも一長一短だよ、日本的雇用の問題は要するに運用の問題だよということを歴史とデータから丁寧に解説していただき大変理解が深まる。 ・ただ「年齢にかかわらずという能力主義」と「新卒一括採用の便利さ」という二律背反に対する解法の糸口が見いだせなかった。 ・結局は、試行錯誤と葛藤という苦しみをいかに深ぼっていくかということか。 ・戦後動乱の葛藤に比べて、現在はトレンドに右往左往で人事部に「思い」が足りないのではないか、華奢に薄っぺらになっていないかという疑念を覚えさせる。 ・一方で現場は、ひーこら言うて人も時間も足りんという状況だとするなら、優先順位として何をあきらめるべきかという問題もあるような気もする。 ・答えがあるような雰囲気を出しつつ、当たり前だけど答えはない。ならばもっと檄を飛ばすか励ますかしてほしい(甘えだけど)。 ・青空が見える労務管理、誰もが階段を登れる、メタファーは大切。
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