商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 書肆侃侃房 |
発売年月日 | 2018/10/28 |
JAN | 9784863853430 |
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商品レビュー
4
6件のお客様レビュー
読んで気持ちのいい本ではないが、物語に引き込む力がある。明らかに陰のオーラを感じつつも読み進めてしまう。そして案の定…。
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ミザリーの世界のようだ。妻と一緒に車に乗っていた大学教授のオギは、病院のベッドで気が付く。しかし顔も動かせず、言葉もしゃべれない。そんな彼に妻の母親が介護に通ってくる。意思疎通もできなかったが、だんだんとオギは周りのことが少しづつ分かってくる。妻は亡くなって、義母も独り身になって...
ミザリーの世界のようだ。妻と一緒に車に乗っていた大学教授のオギは、病院のベッドで気が付く。しかし顔も動かせず、言葉もしゃべれない。そんな彼に妻の母親が介護に通ってくる。意思疎通もできなかったが、だんだんとオギは周りのことが少しづつ分かってくる。妻は亡くなって、義母も独り身になってしまった。あの事故はどうして起こったのだろうか?記憶をたどっても薄暗いだけだ。しかし、時間の経過とともに少しづつ記憶も戻ってくる。オギにとっては、戻ってこない方がよかったかもしれないが。타스케테쿠다시이
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ジャクスン(アメリカのミステリー作家)賞受賞作品ということで読んでみた。韓国版ミザリーらしい。キングには悪いが、こっちの方が出来は良い。目と微妙に左手だけが動く植物人間のような男を義母が介護するのだが、妻の告白文というか日記を読んでから態度が急変しホラー的な様相になっていく。穴を...
ジャクスン(アメリカのミステリー作家)賞受賞作品ということで読んでみた。韓国版ミザリーらしい。キングには悪いが、こっちの方が出来は良い。目と微妙に左手だけが動く植物人間のような男を義母が介護するのだが、妻の告白文というか日記を読んでから態度が急変しホラー的な様相になっていく。穴を掘るという行為も変だが、娘がすべてだった母親にとって、その胸にできた穴は埋めるには辛いものがあったのかもしれない。夫婦の間にも浮気という穴があり、事故にあう前から破綻していた関係、事故の真相。ミステリーとしても一流だった。
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