商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2018/10/27 |
JAN | 9784101347257 |
- 書籍
- 文庫
冷血(上)
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冷血(上)
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商品レビュー
3.8
27件のお客様レビュー
読んだ本 冷血 上 高村薫 20240802 合田雄一郎シリーズ。 一家四人が惨殺された事件の犯人の実像に迫っていくお話。 相変わらず導入部分の二○○ページくらいが重苦しくて読みづらい。この前に読んだ「照柿」は最後まで重苦しかったけど。 恵まれた家庭ではあるものの、ありふ...
読んだ本 冷血 上 高村薫 20240802 合田雄一郎シリーズ。 一家四人が惨殺された事件の犯人の実像に迫っていくお話。 相変わらず導入部分の二○○ページくらいが重苦しくて読みづらい。この前に読んだ「照柿」は最後まで重苦しかったけど。 恵まれた家庭ではあるものの、ありふれた家庭の様子が描かれ、それがある晩惨殺される。犯人の二人組が犯行に至るまでの無軌道振りも描かれつつ、あっさりと捕まるんだけど、事件の残忍性と犯意のあやふやさのギャップに物語はつっこんでいく。殺された人たちは、なぜ殺されなければならなかったか。それが見つからない。 高村薫の視点が面白い。カポーティの冷血もそんな内容なのかな。二○○ページ以降は夢中になりました。
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髙村さんの作品は最初全然読み進められないのですが、気がつくとハマってる。 今回もそんな感じになりそうな予感。 最初半分以上は読むのが辛かった。 やっと動き始めた感じ。下が楽しみ。
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上巻を読んでの感想です。 犯人側パートと被害者側パートの交互に進む、第一章が面白かったです。犯人の井上と戸田、両方のキャラが立っています。正反対のようで、似たものの同士という感じ。被害者側パートの最後が、希望に満ち溢れすぎていて哀しい。 第二章は警察パート。犯人を追い詰めていく過...
上巻を読んでの感想です。 犯人側パートと被害者側パートの交互に進む、第一章が面白かったです。犯人の井上と戸田、両方のキャラが立っています。正反対のようで、似たものの同士という感じ。被害者側パートの最後が、希望に満ち溢れすぎていて哀しい。 第二章は警察パート。犯人を追い詰めていく過程は、なかなか進まないように見えて、実は確実に包囲網が狭まっている様子は、結構なサスペンスを感じました。倒叙推理小説の趣ですね。
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