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フーガはユーガ
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フーガはユーガ

伊坂幸太郎(著者)

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フーガはユーガ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 実業之日本社
発売年月日 2018/11/08
JAN 9784408537320

フーガはユーガ

¥1,540

商品レビュー

3.8

592件のお客様レビュー

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2025/12/20

伊坂幸太郎さんの作品はすごく久しぶりで2冊目だけど、こんな感じだったなあと思った。この作品は好き。 入れ替わりの設定は面白いと思ったけど、うまく活用するのが難しそう。読み進めるまでオチがわからなくて最後はとても引き込まれた。優我は幸せだったのだろうか、と考えてしまう。

Posted by ブクログ

2025/12/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

伊坂幸太郎はやっぱりおもしろい。双子で一時的に入れ替わる話でスリルで怖いと思いつつも読み進められた。いつも二人で一つなのに、普通の人生を送っていたほうがなくなってしまってそれが残念だった。まあ双子ものって大体片割れの一人が死ぬ運命だからしょうがない。

Posted by ブクログ

2025/12/10

誕生日になると午前と午後で入れ替わってしまう──そんな奇妙な能力を持って生まれた双子。 設定はファンタジーなのに、彼らが向き合う現実は驚くほど重く、痛みに満ちています。 幼い頃から続く家庭の暴力や孤独、逃げ場のない日常。 「入れ替わり」という特別な力は、決して彼らを救う魔法では...

誕生日になると午前と午後で入れ替わってしまう──そんな奇妙な能力を持って生まれた双子。 設定はファンタジーなのに、彼らが向き合う現実は驚くほど重く、痛みに満ちています。 幼い頃から続く家庭の暴力や孤独、逃げ場のない日常。 「入れ替わり」という特別な力は、決して彼らを救う魔法ではありません。 むしろ、自分と相手の“痛みの総量”を否応なく引き受けることになる、不器用な仕組みにすら見えます。 読み進めるほど胸に刺さるのは、 この物語には「完全な正義」も「完璧な救い」も存在しないということ。 悪いものが完全に裁かれるわけでも、努力がいつも報われるわけでもない。 現実と同じように、曖昧で、不公平で、どうしようもない出来事がただ積み上がっていく。 それでも双子は、痛みを分け合い、小さな選択を重ねながら生き続ける。 その姿に、“フィクションなのにどこか自分にも触れてくるリアリティ”が宿っています。 終盤で見えてくる真相は、読者の視点をそっと裏返すような静かな衝撃。 派手なトリックではなく、「物語そのものの角度」を変えるタイプのどんでん返しで、 読み終えたあとも心に長く余韻が残ります。 この本が伝えてくれたのは、結局のところ 「報われないことばかりの世界でも、人は誰かと支え合って生きていくしかない」 という、ごくシンプルで、不器用で、しかし確かな真実でした。 痛みも優しさも抱えたまま前に進むことを、そっと肯定してくれる一冊です。

Posted by ブクログ