商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2018/10/26 |
JAN | 9784163909080 |
- 書籍
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神さまを待っている
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神さまを待っている
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商品レビュー
3.7
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大学を卒業し派遣社員として働く主人公 正社員になれず契約を切られ、あっという間にホームレスとなる。 転がり落ちて行くところが、何とも読んでいて苦しいが、親身になってくれる友人に助けられる。 貧困とはただ単にお金がない事ではなくて、頼れる人がいない事だ。 題名の神様は、助けてと頼れ...
大学を卒業し派遣社員として働く主人公 正社員になれず契約を切られ、あっという間にホームレスとなる。 転がり落ちて行くところが、何とも読んでいて苦しいが、親身になってくれる友人に助けられる。 貧困とはただ単にお金がない事ではなくて、頼れる人がいない事だ。 題名の神様は、助けてと頼れる相手ではなく、その日の泊まれる居場所をくれる間違った相手の事だったんだ…ツライ
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大学を卒業しても正社員としては就職できず、派遣として文具メーカーに勤務していた水越愛は、3年働いた後、契約満了であっさり仕事を失ってしまう。日雇いバイトで食つなぐも、あれよあれよと貯金は底をつく。心配して連絡をくれる雨宮からも逃げるようになり、愛の生活はどんどん追い込まれていく...
大学を卒業しても正社員としては就職できず、派遣として文具メーカーに勤務していた水越愛は、3年働いた後、契約満了であっさり仕事を失ってしまう。日雇いバイトで食つなぐも、あれよあれよと貯金は底をつく。心配して連絡をくれる雨宮からも逃げるようになり、愛の生活はどんどん追い込まれていく。 女性の貧困を扱った作品。派遣で更新されずあっさり無職→家賃が払えなくなり漫画喫茶を転々と。ここまではそこまで男女差は無さそうだけど、ここからなんとか食いつなぐため、年齢的にギリギリな「女」を売らざるをえない状況へ。今までこういうのは正直自己責任でしょうと思っていたけど、炊き出しの場で取材していた学生の言葉にハッとする。確かに女だからこそこういう方向に転がりやすくなっている社会にも問題はあるのかもしれないと思わされる内容だった。
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ここでいう貧困、を私は体験したことがないから本当のことは分からない。でも"リアル"を見れた気がする。 自分の立場にコンプレックスがあるせいで、他人の容姿や年齢を事あるごとに査定してしまう感覚にはすごく心当たりがある…。 親や弟、職場、ナギとの今後の関わりが気に...
ここでいう貧困、を私は体験したことがないから本当のことは分からない。でも"リアル"を見れた気がする。 自分の立場にコンプレックスがあるせいで、他人の容姿や年齢を事あるごとに査定してしまう感覚にはすごく心当たりがある…。 親や弟、職場、ナギとの今後の関わりが気になりますね。
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