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つくられた卑弥呼 〈女〉の創出と国家 ちくま学芸文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2018/10/10 |
JAN | 9784480098917 |
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つくられた卑弥呼
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現在広く定着し、そのイメージにおいてほぼ誰もが疑わずに同じ答えを述べるであろう「卑弥呼」。 彼女ははたして、「政治は男が行い、女は巫女」という社会の「神秘的な未婚女性」という古代支配者だったのか。 その疑問を軸に近代化によって固定されてしまった卑弥呼像を、魏志倭人伝の読み直しや日...
現在広く定着し、そのイメージにおいてほぼ誰もが疑わずに同じ答えを述べるであろう「卑弥呼」。 彼女ははたして、「政治は男が行い、女は巫女」という社会の「神秘的な未婚女性」という古代支配者だったのか。 その疑問を軸に近代化によって固定されてしまった卑弥呼像を、魏志倭人伝の読み直しや日本書紀や風土記の女性支配者との記述の照らし合わせ、古代の戸籍、古墳の被葬者の男女差などによって洗い直す。 それは、「男と女を分ける」歴史の流れの見直しでもあった。 昨今よく耳にし、叫ばれるようになったジェンダー問題。 それが卑弥呼のイメージにまで及ぶという。 個人的に印象に残った項は、日本書紀の雄略天皇(ワカタケル)と倭人伝の卑弥呼の対比でした。 歴史を読む上で知らず知らずのうちにかけている現代男女差の眼鏡。 それを取り払うきっかけになると思います。
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第1章 『風土記』の“女”を読む 第2章 『魏志』倭人伝の“女”を読む 第3章 飯豊王の物語を読む 第4章 ジェンダー記号としての「ヒメ」を読む 終章 卑弥呼像の創出 著者:義江明子(1948-、大阪府、日本史)
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