終電の神様 始発のアフターファイブ 実業之日本社文庫

阿川大樹(著者)

• 販売会社／発売会社: 実業之日本社
• 発売年月日: 2018/10/04
• JAN: 9784408554372

商品レビュー

2025/04/21

歌舞伎町を舞台にした人間ドラマでした。
前回は終電自体が舞台でしたが、今回は終電後の歌舞伎町が舞台になっています。

通勤でゆっくり読もうと思っていたら一気読みでした。
最後に登場人物の繋がりが明かされるのがまた良いですね。

2024/10/03

歌舞伎町を舞台に、終電から始発までの人間模様を描く短編集。
第3話、東日本大震災後に東北から歌舞伎町に出てきた心情を語った言葉。

「人混みの中に埋もれたいと思って来ただけなんです。地震と津波のせいで、海や山へ行ったんじゃ、癒されない心になってしまったから。自然の怖さを経験してしまったから。」

被災者でないとわからない心情を示す言葉に触れられただけで、読んだ価値がありました。

2024/05/04

前作ほど感動はしなかったけど、いい読後感。
第三話は好きだけど終わり方があっさりしてて肩すかし気味だった。第四話も好きだな。
今回もまさかの人物再登場。こっちかぁの気分。