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岬
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岬

柴田翔【著】

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岬

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻戯書房
発売年月日 2018/10/03
JAN 9784864881555

商品レビュー

3.5

2件のお客様レビュー

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みんなの感想まとめ
  • 人間存在の苦悩
  • 自然と共生
  • 戦時下の小学生
  • 東京五輪前の葛藤
  • 岬の家族物語
  • 過去と現在の交錯
  • 柴田文学の深淵
  • 懐かしさと温かさ
  • 短篇集の贅沢な時間
  • 記憶の深さと余韻

人間存在の苦悩と記憶の深さを描いた短篇集で、過去と現在が交錯する物語が展開されます。戦時下の小学生や、東京五輪を前にした研究者、岬に住む一家のエピソードを通じて、各キャラクターの内面や人間関係が丁寧に描かれています。特に『読み違い』では、弟のとぼけたキャラクターが愛らしく、他の作品のほの暗い余韻との対比が新鮮な印象を与えます。全体を通じて、柴田文学の魅力がじっくりと味わえる贅沢な時間が提供され、読者は切ない懐かしさや心の温かさを感じることでしょう。過去の作品と新作が織りなす深いテーマが、心に残る余韻を生み出しています。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2024/12/28

筆者の30代半ばに書かれた旧作(約50年前)を改稿した『師の恩』『夏の光』、そして2018年に新たに書き下ろされた『岬』『読み違い』、これらを繋ぐ役割を果たす『時・光・変・容』が収められた一冊。 『読み違い』は唯一回想形式で描かれ、信じがたい「読み違い」をする弟のエピソードが中...

筆者の30代半ばに書かれた旧作(約50年前)を改稿した『師の恩』『夏の光』、そして2018年に新たに書き下ろされた『岬』『読み違い』、これらを繋ぐ役割を果たす『時・光・変・容』が収められた一冊。 『読み違い』は唯一回想形式で描かれ、信じがたい「読み違い」をする弟のエピソードが中心となっています。他の作品がほの暗い余韻を残す心理描写で、読後に心に引っかかるものを残すのに対し、この作品は弟のとぼけたキャラクターが愛おしさを感じさせ、独特の軽やかさがあります。そのギャップが新鮮で、思わず心を和ませる一編となっています。

Posted by ブクログ

2019/07/28

『師の恩』 柴田翔さん30代半ばで書かれた作品。 戦時下の中、小学生と教師たちのやり取りが 妙に胸にしみてきた。 表題作『岬』 亡父と、娘である未知子、その子供たちが住んだ 岬に建つ家は その家族の苦悩を全て見て来たのかもしれない。 未知子たちが離れ、いまはレストランに建て替え...

『師の恩』 柴田翔さん30代半ばで書かれた作品。 戦時下の中、小学生と教師たちのやり取りが 妙に胸にしみてきた。 表題作『岬』 亡父と、娘である未知子、その子供たちが住んだ 岬に建つ家は その家族の苦悩を全て見て来たのかもしれない。 未知子たちが離れ、いまはレストランに建て替えられた。 p159 〈遠い記憶のあれこれが心に蘇ってきて、未知子は切ない懐かしさに胸がいっぱいになった〉 贅沢で豊潤な読書の時間。 若い頃に急ぐようにして読んだ柴田さんの作品を いまは、じっくりと噛みしめるようにして読み進めた。

Posted by ブクログ

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