ノアズノーツ(03) ジャンプC

池沢春人(著者)

• 販売会社／発売会社: 集英社
• 発売年月日: 2018/10/04
• JAN: 9784088816258

商品レビュー

2025/10/08

都市伝説を“絵で見せる”迫力と、寿未来とノアの軽快なバディが牽引する冒険考古学譚。週刊連載時は情報量の多さが重く映る場面もありますが、通し読みで魅力が立ち上がり最終話に覗く大きな構想が心に残りました。

もっと詳しいエピソード解説や画像つきの感想はブログでまとめています：

https://mangadake.hatenablog.jp/entry/866

2024/11/06

「ノアズノーツ」最終巻。

物語のきっかけとなった横浜の遺物。最初から未来の日記であれば、人気も違ったのかなぁ、と後付けで思ったりする。
先史の遺物を求めて、世界の謎を解き明かしてゆく。それを妨害する秘密結社。力でなく、知恵知識で切り抜けてゆく戦闘。謎のキーとなるのは、ヒロイン自身。
ここでヒロインがヒーローになって、世界の崩壊を防ぐための戦いへ。
みたいな感じは好きです。よくよく思ったけど、『アンデラ』が要素を受け継いでいるのかな。好きです『アンデラ』も。

まあ、こんな一読者が思いつくようなことは、当然思いついているわけで、その上で作者自身のスパイスを効かせることが大切なわけで。それが何か、ということをつかめればヒット作になるのでしょう。提示できないから、読者側にいるのですよ。

最終回前で感じた興奮は覚えています。ここから真の旅が始まるじゃないか、と。二人の旅はこれから本番、と思って最終回でした。
残念。