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横濱王 小学館文庫
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横濱王 小学館文庫

永井紗耶子(著者)

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横濱王 小学館文庫

825

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2018/09/06
JAN 9784094065572

横濱王

¥825

商品レビュー

4

9件のお客様レビュー

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2024/05/26
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※このレビューにはネタバレを含みます

幸せになるには覚悟がいる。噛み締めなければいけない言葉だと思った。 お蝶さんのラストは悲しいけど、お蝶さんらしいとも思った。ちゃんとすれば貴婦人ぽくも出来るのに、好きに飾った自分の店で好きなように生きて、好きなように逝く。でも瀬田は、生きてて欲しかったんだね。 Love me or leave meを聴いてみたいと思う。 どん底でも、そこを這い抜けて生きていく。

Posted by ブクログ

2024/05/04

横浜で荷物運びをしながら幼い妹と暮らすシュウ。 9月1日の関東大震災で妹を失ったシュウは大人になり青年実業家として海外を周っていたが、原田三溪に出資をしてもらう為、周辺を調べ始めついに本人に会うことになる。己の王になりなさい。その言葉で自分の心と向き合い始める瀬田。今の横浜の街と...

横浜で荷物運びをしながら幼い妹と暮らすシュウ。 9月1日の関東大震災で妹を失ったシュウは大人になり青年実業家として海外を周っていたが、原田三溪に出資をしてもらう為、周辺を調べ始めついに本人に会うことになる。己の王になりなさい。その言葉で自分の心と向き合い始める瀬田。今の横浜の街と比べながら読むとぐっと惹き込まれる。

Posted by ブクログ

2024/03/20

木挽町のあだうち文庫化待ち。図書館にある永井さん全部読みます、6作目。 横浜の実業家原三溪ー原富太郎ーの人柄と業績を描く時代小説。 関東大震災で妹を失った瀬田という青年実業家が原から出資を取り付けたいと原三溪の周辺を調べて関係者に近づき周囲の話からその人となりを描き出す。 震災で...

木挽町のあだうち文庫化待ち。図書館にある永井さん全部読みます、6作目。 横浜の実業家原三溪ー原富太郎ーの人柄と業績を描く時代小説。 関東大震災で妹を失った瀬田という青年実業家が原から出資を取り付けたいと原三溪の周辺を調べて関係者に近づき周囲の話からその人となりを描き出す。 震災で壊滅的な横濱の復興の先頭に立ち、優秀な実業家としての側面と 美術愛好家としてのパトロンとしての側面。 茶の湯に通じて100年200年先まで見据えていたような原の言動を見て、瀬田が今まで即物的な生き方を見直していく。 横濱っ子は、読んで三溪園へ行きましょう。

Posted by ブクログ

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