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ジャッジメント 双葉文庫
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ジャッジメント 双葉文庫

小林由香(著者)

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ジャッジメント 双葉文庫

682

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 双葉社
発売年月日 2018/08/07
JAN 9784575521399

ジャッジメント

¥682

商品レビュー

3.7

64件のお客様レビュー

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2024/04/21

※ 最終話のジャッジメントを読み終えて、 二の腕には鳥肌が立ち、背中は粟田って 身震いし、言葉では言い尽くしきれない さまざまな感情に心が震えました。 第1章 サイレン 第2章 ボーダー 第3章 アンカー 第4章 フェイク 第5章 ジャッジメント 凶悪な犯罪に対し法改正で“復...

※ 最終話のジャッジメントを読み終えて、 二の腕には鳥肌が立ち、背中は粟田って 身震いし、言葉では言い尽くしきれない さまざまな感情に心が震えました。 第1章 サイレン 第2章 ボーダー 第3章 アンカー 第4章 フェイク 第5章 ジャッジメント 凶悪な犯罪に対し法改正で“復讐法“が生まれ、 被害者側が加害者へ合法的に復讐することが 認められるように変わった時代。 ただし、復讐の執行は被害者側が自らの手で 行い、かつ被害者が受けたことと同じことを 加害者に対して応報する。 大切な人を失った悲しみ、怒り、後悔、 憤り、喪失感、虚無感、やり場のない さまざまな感情を抱えて思い悩む被害者と 関係の深い人たち。 大切な人を失ったとき、法に則って加害者に 復讐ができるとして実際に実行できるのか。 同じ痛みを相手に仕返しし、命を奪えば、 被害者の無念を晴らせるのか。 失った悲しみを乗り越えられるのか。 とても深いテーマでした。

Posted by ブクログ

2024/01/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

著者お初。凶悪な犯罪が増加する日本で、新しい法律が制定された「復讐法」、この法律は被害者家族達を救えるのか?という近未来的なお話。五編からなる被害者家族の様々な葛藤はどれも深く考えさせられるし、「復讐法」で救えているとはとても思えない。作中、五十嵐の「報復できる権利を与えるが、やりたければ、相手と同じように自分の手でやれ、とな。実に残酷な話だ」に大共感。第2章の「ボーダー」はタイトルも秀逸だし、唯一救われた感もあったかな、と感じる。いやー、読み応えも十分だし、これがデビュー作とは、恐るべしであります。

Posted by ブクログ

2023/12/07

復讐をすれば心が晴れるのかというと、そうではない。加害者にも家族はいる。 人を裁くことに正しい方法は、確実にはないのだと改めて感じた。

Posted by ブクログ

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