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東芝の悲劇 幻冬舎文庫
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東芝の悲劇 幻冬舎文庫

大鹿靖明(著者)

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東芝の悲劇 幻冬舎文庫

803

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎
発売年月日 2018/08/03
JAN 9784344427594

東芝の悲劇

¥803

商品レビュー

4.4

9件のお客様レビュー

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2023/12/22

日本の産業のトップを走ってきた東芝 先日、その東芝が上場廃止した。 この本は東芝王国が崩れていく内部を描いたルポ 東芝の悲劇は「模倣の西室、無能の岡村、野望の西田、無謀の佐々木」と評された4人のトップの起こしたまさに”人災”。 「バイセル取引」と粉飾決算 名誉と権力にこだわ...

日本の産業のトップを走ってきた東芝 先日、その東芝が上場廃止した。 この本は東芝王国が崩れていく内部を描いたルポ 東芝の悲劇は「模倣の西室、無能の岡村、野望の西田、無謀の佐々木」と評された4人のトップの起こしたまさに”人災”。 「バイセル取引」と粉飾決算 名誉と権力にこだわったトップ 「おれがおれが」の手柄自慢 プライドが高く間違いを決して認めないトップ そして時代を見ることができなかった原発推進 結局、東芝は半導体、メディカルとこれから伸びゆくものを切り売り。で、社運を賭けたのがWHの原発事業って…。(のちにWHは倒産するんだけどね…) 東日本大震災の時の原発事故で原発よりも他のクリーンな電源…とドイツは舵を切ったのに日本の政府・エネルギー庁は逆に「原発の必要性をごり押し」って… 原発なんて田中角栄時代のもんでしょ。 この本を読むと、東芝だけを笑うことは絶対にできない。日本政府のとんちんかんで時代を読めない対応はある意味、読めば読むほど怖い。 まさにタイトル通り悲劇でしかない。

Posted by ブクログ

2023/05/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

アメリカ出張帰りに一気に読了 自分の会社との共通点が多く、危機感を抱いた。 自分ができることに集中すること、環境を選ぶことは肝に銘じたい。 下記は類似点 ・穏健な社風。胆力のある人がいない。 ・チャレンジ制度。無理な目標が粉飾を招く ・買収の失敗 傍流+院生は赤信号

Posted by ブクログ

2022/03/10

改めて外から見る企業の印象と実際(と言っていいかはわからないけど)の違いに唖然とする。東芝の歴代の社長と言えば言うまでもなく能力の高さがあるだろうと想像するし、実際、特定の分野では優れた能力がなければ社長になんかなれないはずだけど、これが大鹿さんの手に掛かれば何故にこんな人が東芝...

改めて外から見る企業の印象と実際(と言っていいかはわからないけど)の違いに唖然とする。東芝の歴代の社長と言えば言うまでもなく能力の高さがあるだろうと想像するし、実際、特定の分野では優れた能力がなければ社長になんかなれないはずだけど、これが大鹿さんの手に掛かれば何故にこんな人が東芝の社長になれたんだ、というエピソードのオンパレード。改めて聖人君子なんていないんだな!との感想となった。文章自体は堅い感じがして読了まで時間も掛かったので、そこまでの評価にはならなかったけど、解説を読んでインタビューをした人に対しても厳しい表現をできる筆者のスタンスは確かにすごいと思った。メルトダウンをこのあと読むが、そのドタバタ劇も同じような筆致で書かれているのが容易に想像できる。

Posted by ブクログ

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