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ビートルズはここで生まれた 聖地巡礼 from London to Liverpool
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ビートルズはここで生まれた 聖地巡礼 from London to Liverpool

藤本国彦(著者)

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ビートルズはここで生まれた 聖地巡礼 from London to Liverpool

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 CCCメディアハウス
発売年月日 2018/08/01
JAN 9784484182278

ビートルズはここで生まれた

¥2,750

商品レビュー

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2024/07/17

 2017年10月15日〜22日まで、総勢20名で行った名古屋発ビートルズのゆかりをめぐるツアーの記録。ロンドンとリヴァプールを3日間ずつ、レコーディングが行われたスタジオからコンサートの会場からジャケットの写真を撮ったところ、4人がそれぞれ生まれたところ、育ったところ、メンバー...

 2017年10月15日〜22日まで、総勢20名で行った名古屋発ビートルズのゆかりをめぐるツアーの記録。ロンドンとリヴァプールを3日間ずつ、レコーディングが行われたスタジオからコンサートの会場からジャケットの写真を撮ったところ、4人がそれぞれ生まれたところ、育ったところ、メンバー同士が出会った場所、学校、空港や川や博物館やとにかくありとあらゆる、定番からマニアックな場所まで全部で100近くの場所を紹介した本。合間での参加者にまつわる旅のエピソードやハピニングも少々含まれていて、面白い。  著者はビートルズ関連の書籍の編集や執筆を行なっている人らしく、このツアーも名古屋でやった文化センターでのビートルズに関する講義がきっかけになっているということで、こういう人と行くツアーはとても面白そうだなあという感想。自分みたいな素人の「し」の域にも達してない人には本当にチンプンカンプンだった。ジョン・レノンが割と悲惨な子ども時代だったという話は他の本で読んだが、(今回この人たちがツアーでは訪れていない)「ジョンが育った家(1番目)」(p.188)の解説で、ジョンの母親ジュリアは、「赤ん坊のジョンを置いて夜遊びにいくこともしばしばだった。このことが原因で、ジョンは生涯、暗闇を恐るようになったという」という、心の傷を負った人なんだということが分かった。あとこれも、この人たちが訪れていない「リンゴのフラット」(p.186)の解説で、「ジョンとヨーコが入居し、ここでアルバム『トゥー・ヴァージンズ』の全裸のジャケット写真が撮影された。同年10月18日には警察の家宅捜査が入り、麻薬不法所持で2人は逮捕され、有罪判決を受けてしまう」とか、そういうのも初めて知った。  今回おれはロンドンには行かないけど、それこそリヴァプールで「ハード・デイズ・ナイト」のホテルに泊まろうと思っているので、しっかりこの本にも解説されていたのが良かったし、ホテル周辺に「マシュー・ストリート」というビートルズのメンバーが演奏したステージや通ったパブやショップが立ち並ぶ通りがあるというのも知って、良かった。うーん、おれビートルズイマイチだけど、入れるかなあ、とか思う。でもこの本の内容全然覚えられないので、そもそも存在を把握することが難しい。最後にこの本を読んでいれば分かる(のか?)「ビートルズ『ご当地』クイズ」というのがあって、例えば「トライデント・スタジオで8トラックの機材を使って初めて録音された曲は?」の四択とか、全部で10問あるけど、読み終わってこれを見ても一問くらいしか分からんかった。  と言ってももう出発まで時間がなくなってきているので、とりあえずリヴァプールの地図のページだけ写真撮っておこうかな。あとは自分がこの人たちくらい楽しめる「聖地巡礼」できるコンテンツってないよなあ、と思うと寂しい。あとがき、のところで「人生は『運と縁と勘』。(略)『その日を楽しく生きること』を最優先に過ごしてきた」(p.197)の数行が最もタメになったかもしれない。(24/07/16)

Posted by ブクログ

2023/03/01

画期的な本だった。この冬、ロンドンとリヴァプールに行ったのだが、すごく参考になった。読み物としてもとてもおもしろいしすごい情報量だが、この本の凄さは、詳細な地図が載っていることだ。それにより、現地に行っても容易に訪問することができる。特に今回初めてリヴァプールに行ったが、興味深い...

画期的な本だった。この冬、ロンドンとリヴァプールに行ったのだが、すごく参考になった。読み物としてもとてもおもしろいしすごい情報量だが、この本の凄さは、詳細な地図が載っていることだ。それにより、現地に行っても容易に訪問することができる。特に今回初めてリヴァプールに行ったが、興味深いところばかりで、この本に出ていた場所にいくつも行くことができた。これだけの本を作り上げるのは大変だったと思う。本当に素晴らしい本だと思う。

Posted by ブクログ

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