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円城塔(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2018/07/31
JAN 9784103311621

商品レビュー

3.9

46件のお客様レビュー

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2024/08/25

ムズい!でも面白い! 『言葉は生き物』とはよく言うけれど、この本の世界では文字そのものを生物として扱っている。 8割方何を言っているか理解できないし、そもそも読めない文字も大量に出てくるのに、読み終わった感想は「あー、面白かった」でした。 普段何を考えていればこんな本が書けるんだ...

ムズい!でも面白い! 『言葉は生き物』とはよく言うけれど、この本の世界では文字そのものを生物として扱っている。 8割方何を言っているか理解できないし、そもそも読めない文字も大量に出てくるのに、読み終わった感想は「あー、面白かった」でした。 普段何を考えていればこんな本が書けるんだろう? まさに「奇書」という名に相応しい本だと思いました。

Posted by ブクログ

2024/05/25

DNF。文字に関してあれこれ弄っているというのはわかるが、それの面白さが理解できなかった。いつかまた挑戦したい。

Posted by ブクログ

2024/01/01

筆者が文字をとにかく捏ねくり回す作品。 文字をこれでもかと弄り倒す、それが一番この作品を表すのにちょうどいいかな、と思います。 文字を1つ書く、それだけで考えられることはたくさんある。 例えば「の」という字があったとして、誰が書いた?とかどんな意味が?というのはもちろん何故「の」...

筆者が文字をとにかく捏ねくり回す作品。 文字をこれでもかと弄り倒す、それが一番この作品を表すのにちょうどいいかな、と思います。 文字を1つ書く、それだけで考えられることはたくさんある。 例えば「の」という字があったとして、誰が書いた?とかどんな意味が?というのはもちろん何故「の」を選んだのかというのは「の」のつく言葉を書こうとした以外にも、もしかしたら「の」の丸みを注目したのか記号としての「の」なのか「もしかしたら、のが家出してきたのかも」などなど色んな考察ができる。 このように、一般的な考え方の文字の使い方とは限らないところに作品の面白さがある。 小説ではなく、学術書のような話、SFに寄った宇宙と文字の話、まるでムシキングやポケモンカードのような対戦型の文字、ずっと夢の中にいるときのようなファンタジー、真面目に一字一句読むのは正直疲れました。

Posted by ブクログ