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TRUST 世界最先端の企業はいかに〈信頼〉を攻略したか
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 日経BP社 |
| 発売年月日 | 2018/07/21 |
| JAN | 9784822255565 |
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TRUST
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商品レビュー
3.8
12件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「社会的に信頼を得る」という文脈で語られる「信頼」について、さまざまな実例と共に掘り下げた本でした。この実例が、私の知らないことも多いのと、とても興味深いものもあり、この実例を知る体験だけでも、とても良い読書体験になりました。 著者の体験談もあり、これがまた本書にピッタリの実例となっていることから、きっと本書が生まれたのではないかと思いました。 本書で実例として紹介されていたもので、初めて知ったものや、私が興味を持ったものをいくつか挙げてみます。なので、ネタバレにチェックを入れました。 第2章:信頼が地に堕ちるとき 「タスキーギ梅毒実験」1932年から1972年まで、アラバマ州タスキーギという田舎町に住む600人のアフリカ系アメリカ人が公衆衛生局により、人間モルモットとして利用されたという。1997年にビル・クリントン大統領が実験で生き残った8名の高齢者の前で「倫理と道徳の悪夢」を謝罪しています。 第4章:最終責任は誰に? 2016年2月20日、ミシガン州カラマズー郡での銃乱射事件。ウーバードライバーのジェイソン・ブライアン・ダルトン氏が5時間にわたり殺人を繰り返した事件です。ウーバードライバーとして乗客を乗せたりしつつ、殺人を繰り返していた。 ウーバー社に責任はあるのか? 第5章:偽ベビーシッター 1983年著者が5歳のころ母親が雇ったベビーシッターが、実はとんでもない犯罪者(麻薬の売買、強盗、詐欺)であったという体験談。10ヶ月間気がつくことがなく雇い続けた。母親が信頼をして雇った経緯(優雅な心を持つ優雅な夫人のための雑誌『ザ・レディー』の広告にお手伝い募集の広告を載せて応募してきた人物を信頼した)や、行動がおかしい時に親とシッターがやり取りするのだが、一度信頼した人を信じたいとの心理などが語られる。そのシッターと過ごした著者の視線で感じたことも語られておりました。 興味を持った方は、読んでみてください。
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ボッツマンは「シェア」という本を書いたことで有名です。この本は、シェアリング・エコノミーの潮流をいち早くキャッチした本でしたが、本書も中身を読むと著者の先見性を感じました。確かに「信頼」という概念自体は古くから存在していますが、デジタル時代では信頼の形が大きく変わっている、いまは...
ボッツマンは「シェア」という本を書いたことで有名です。この本は、シェアリング・エコノミーの潮流をいち早くキャッチした本でしたが、本書も中身を読むと著者の先見性を感じました。確かに「信頼」という概念自体は古くから存在していますが、デジタル時代では信頼の形が大きく変わっている、いまはその過渡期であるという主張です。昔はコミュニティ内での信頼しかありませんでしたが、ついで国や企業、マスコミなど「制度」に対する信頼が生まれてきた。そして第3の波として「分散化された信頼」がデジタル技術の進展によって生まれているのです。 本書の面白い点は、「信頼が分散化された」で本が終わっているのではなく、実は一周して集中する、あるいは向きが逆になるような動きもあることを指摘しているところです。例えば中国では社会信用制度ということで国民全員の格付けスコアをつける試みが始まっています。これは信頼の向きが逆になったと言えるでしょう。本来的には、国家がどうやって国民に信頼される存在になれるのかを考えるわけですが(特に選挙で政権が選ばれている国では「国民の信頼を得る」ことが最重要ポイント)、中国で導入されつつある制度では、「国民がどうすれば国に信頼されるようになるか」を考えるようになります。ある人物が、政府が好まない行動をとると、その人の格付けが下がり、日常生活に支障が出るような世界です。これは訳者後書きにも書いてあったように、ジョージ・オーウェル的な世界を想起させますが、個人的には古代中国の科挙制度が国民全体に適用される、というようなイメージも浮かびました。ただし、科挙であれば試験が終わってしまえば高得点を取らなければというプレッシャーは無くなりますが、中国の社会信用制度は終わりがなく死ぬまで息をつく暇がないということでしょう。 「信頼」の構築の仕方、誰が誰に対して信頼を構築するのか、などが大きく変わりつつある時代だというのは本書を読んで間違いない気がしました。5年後、10年後に振り返ると本書が指摘するポイントの重要性はさらに高まっているのではないでしょうか。
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信頼度がお金に変わり、ビジネスとして成り立つ奇妙な世界が何か解説されている。 定性的なものを定量にする難しさをなり遂げる一方で、そこまで分析されてしまうのかという気持ち悪さが生まれる世界がやってきそう
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