商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝倉書店 |
発売年月日 | 2018/07/01 |
JAN | 9784254405620 |
- 書籍
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エネルギー作物学
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エネルギー作物学
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商品レビュー
4
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エネルギー利用を目的とした作物栽培の状況についてよくまとまっている。エリアンサスとネピアグラスの比重が大きい。
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バイオ燃料の原材料となるエネルギー作物のあらまし、現状と課題、今後の展望を俯瞰することができる。第1世代のバイオ燃料は食料であるサトウキビやとうもろこしを使用したため悪印象が強いが、その批判に応えるような形で、第2世代のバイオ燃料ではセルロース系の植物、すなわち「葉っぱ」を使用...
バイオ燃料の原材料となるエネルギー作物のあらまし、現状と課題、今後の展望を俯瞰することができる。第1世代のバイオ燃料は食料であるサトウキビやとうもろこしを使用したため悪印象が強いが、その批判に応えるような形で、第2世代のバイオ燃料ではセルロース系の植物、すなわち「葉っぱ」を使用することによって食料作物と競合しないようにしている。また、再生可能エネルギーやカーボンニュートラルの側面が強調されていた第1世代に対して、第2世代では非農耕地や災害によって土壌の状態が作物に適さなくなった土地、さらに何らかの理由で食用作物の栽培が忌諱されるような土地の有効活用、そしてそれらによる地域振興といった側面を持つようになってきていることが示されている。ただ、第1世代での悪印象を払拭できずにいるようであり、第2世代は第1世代とは違うということが繰り返し述べられている。もしかすると栽培方法や効率の良い燃料化の研究よりも、いかにして悪印象を払拭するかがより重要な過大なのかもしれない。
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