商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東洋経済新報社 |
発売年月日 | 2018/07/06 |
JAN | 9784492800874 |
- 書籍
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日本の国家戦略「水素エネルギー」で飛躍するビジネス
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日本の国家戦略「水素エネルギー」で飛躍するビジネス
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商品レビュー
3.7
3件のお客様レビュー
水素の技術開発動向、市場動向について学びたい文系ビジネスマンに強くおすすめできる。 少し古いのが難。 水素関連の技術開発動向も網羅的に紹介されており、俯瞰できる。2025年などの将来予測・計画のデータの技術があるが、そこまで到達できていなかったこともわかる。 先進地と紹介されてい...
水素の技術開発動向、市場動向について学びたい文系ビジネスマンに強くおすすめできる。 少し古いのが難。 水素関連の技術開発動向も網羅的に紹介されており、俯瞰できる。2025年などの将来予測・計画のデータの技術があるが、そこまで到達できていなかったこともわかる。 先進地と紹介されているドイツの現況はどうなのだろう。改訂版の発行をお願いします!
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ビジネス向けの本で自分の趣味ではなかったが、やっぱり水素でしょう。 水素の安全性 水素は空気中4.1%以上になると燃えるが、拡散しやすい(きっと軽いから)から、密閉されている(福島原発のように)ところでなければ4%以上の濃度にはならない。 そして火がついても、水素はすぐ消えたが...
ビジネス向けの本で自分の趣味ではなかったが、やっぱり水素でしょう。 水素の安全性 水素は空気中4.1%以上になると燃えるが、拡散しやすい(きっと軽いから)から、密閉されている(福島原発のように)ところでなければ4%以上の濃度にはならない。 そして火がついても、水素はすぐ消えたが、ガソリンは燃え続けたという実験結果があるそうだ。 まあ、京都アニメーションの件もあるからガソリンの危険性はわかっていると思うが(思いたいが)。 リチウムイオン電池なんかは90%以上なので、それだけ見ると太刀打ちできないが、蓄電池だと自然放電して長期保管出来ないが水素なら高圧タンクとかに入れておけば長期保管できる。 ということで、日本は蓄電池と燃料電池に注力すべきって言う持論が補強された感じです。 https://seisenudoku.seesaa.net/article/472734761.html
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※このレビューにはネタバレを含みます
水素社会到来すると考える筆者が、基本知識、最新の案件についてまとめてくれている一冊。教科書として使えると思う。 ①水素ステーションの主要事業者 ・JXTGエネルギー ・日本水素ステーションネットワーク ・岩谷産業 この3社で半分以上を設置。 日本水素ステーションネットワークは、トヨタなどの自動車会社や、JXTG、岩谷産業など、水素ステーションを必要とする企業が立ち上げた会社。 ②パッケージ型水素ステーションメーカ ・神戸製鋼所 https://kobelco.co.jp/products/hydrogen_station/ ・大陽日酸 https://tn-sanso.co.jp/jp/our_technology/hydro-shuttle.html ・岩谷産業子会社のエーテック https://a-teckk.co.jp/product/h-station.php 開発中 ・日本製鋼所M&E ・キッツ ・巴商会 ③水素の使用量 国内の年間水素利用量は約150億N㎥。その大半は、自家用。 石油精製⇒脱硫用。6~7割 石油化学⇒プラスチックなど樹脂製造時の添加剤。1~2割 アンモニア製造⇒原料。1割 外販されるのは、約3億N㎥。2%程度。 ④燃料電池の分類 PEFC 個体高分子形 個体高分子膜 70~90℃ 30~40% PAFC リン酸形 リン酸水溶液 35~42% MCFC 溶融炭酸塩形 溶融炭酸塩 6~700℃ 40~50% SOFC 固体酸化物形 ジルコニア系セラミックス 700~1000℃ 40~65% ⑤水素製造の方法 ・副生水素 製鉄所や化学プラントで製造プロセス上出てくる ・化石燃料改質(水蒸気改質) "都市ガス、天然ガス、ナフサなどの化石燃料を改質。 吸熱反応なので、外部からの加熱が必要 CH4+2H2O → CO2 + 4H2" ・水の電気分解 福島水素エネルギー研究フィールドで旭化成が最大級を納入。 最大水電解電力10MW、最大水素製造量2,000Nm3/h ・下水・汚泥処理 ⑥水素の主要な輸送・貯蔵方法 ①気体 高圧に圧縮して車ではこぶ(タンクコスト大、輸送法規対応) 中くらいの圧力でパイプラインでつなぐ(初期投資大) ②液体 -253℃にするエネルギーコスト ③化合物 アンモニア(脱水素が大変) 有機ケミカルハイドライド(いろいろ大変) ④個体 水素吸蔵合金に吸蔵
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