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カルピスをつくった男 三島海雲
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カルピスをつくった男 三島海雲

山川徹(著者)

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カルピスをつくった男 三島海雲

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2018/06/15
JAN 9784093897778

カルピスをつくった男 三島海雲

¥1,760

商品レビュー

3.7

16件のお客様レビュー

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2021/12/17

カルピスをつくった男 三島海雲 単行本 – 2018/6/15 企業は国家を富ませるだけでなく、国民を豊かに、 そして幸せにしなければならない 2018年8月31日記述 山川徹氏による著作。人物評伝になる。 2018年6月20日初版第1刷発行。 著者はノンフィクションライター...

カルピスをつくった男 三島海雲 単行本 – 2018/6/15 企業は国家を富ませるだけでなく、国民を豊かに、 そして幸せにしなければならない 2018年8月31日記述 山川徹氏による著作。人物評伝になる。 2018年6月20日初版第1刷発行。 著者はノンフィクションライター。 1977年、山形県生まれ。 東北学院大学法学部法律学科卒業後、國學院大學2部文学部史学科に編入。 大学在学中からフリーライターとして活動。 誰もが知る国民飲料。 その産みの親を誰も知らない。 会社の売上げより国の豊かさ、そして日本人の幸せを ひたすら願ったカルピス社創業者・三島海雲。筆者は同社OB、遺族のもとを訪ね、遂にはカルピス誕生の地モンゴルに飛んだ――。 近代日本を軽やかに駆け抜け、遊牧民の生活から夢の乳酸飲料を着想した男の生涯を辿る人物評伝。 国利民福は、企業は国家を富ませるだけでなく、国民を豊かに、そして幸せにしなければならないという三島が唱えた経営理念だ。 経営者が当たり前に持つべき思想だと感じる。 だが、いま、新自由主義がもたらした格差と分断が広がる社会で、社会や他者を顧みる余裕は奪われてしまったのではないか。 自己を最優先しなければ、競争を生き抜けない。 だからこそ、国利民福を貫いた三島海雲を知ってほしいと思った。 何よりも三島が辿った道は、私たちが生きるいまにつながっている。 ――あとがきより 小学館のHPで以上のような紹介をされている本作品。 1988年著者は母と山形市の映画館で火垂るの墓を観た。 砂場で遊ぶ兄妹に対し在りし日の母の台詞に・・カルピスも冷えてるよという台詞があり、著者は50年以上前からカルピスがあった事に驚いている。 本書は多くの資料にあたり、疑問を解決する為、日本各地、内モンゴルにまで足を運び取材した力作である。 読んでいて力を尽くして書いた事がひしひしと伝わってくる。 口述筆記でお手軽に出版した本とは全く別物だ。 三島海雲の日本一主義にある意味、著者も習ったのだろうか。 異色の経営者であった事は事実であろう。 しかし世のため人のためといった公のためを意識した経営。 みんなを幸せにしたい、わかちあうといった根底のある経営は大切だ。 数字しか追求しない経営者は今後ブロックチェーン技術のひとつであるDAOに代替させればよろしい。 なぜ働くのか、その根底にあるもの、哲学的なものが もっともっと大切になってくるはずだ。 三島海雲の人生を振り返れば、仏教徒として学んだこと、中国大陸、内モンゴルでの体験が大きい。 素直な人柄に慕われ支えられた経営者だったと思う。 ゼロからイチを生み出す創業者というのはやはり規格外なものである。 三島海雲の96年の生涯は実に興味深いものだ。 日清日露戦争、第二次大戦を経て高度成長期・・ 息子への愛。 臨終の間際に言った、カツ、すみません!という台詞は感慨深い。 現在、年間1000以上の清涼飲料水が発売される。 そのなかで、生き残るのはわずか2、3商品に過ぎないという。 そう考えれば、100年近く飲まれ続けるカルピスの存在自体が奇跡的だと思える。

Posted by ブクログ

2021/11/18

かなり膨大な量の文献を調べた結果の本の割には三島の人物像にもう一つ迫れなかった感がある。なんか彼を取り巻く友人や親族や関係者とのやり取りや説明に終始してたような。 思想や行動に関しては今ひとつ伝わらなかった。

Posted by ブクログ

2020/04/27

現在では1年に1000種以上の清涼飲料水の 新商品が発売されるらしいです。 その中で生き残るのは、わずか2〜3品程度 なのはご存知と思います。 しかしカルピスは絶対に消えません。間もなく 発売から100年が経とうとしている「国民的 飲料」なのです。 考えてみれば乳酸菌飲料は...

現在では1年に1000種以上の清涼飲料水の 新商品が発売されるらしいです。 その中で生き残るのは、わずか2〜3品程度 なのはご存知と思います。 しかしカルピスは絶対に消えません。間もなく 発売から100年が経とうとしている「国民的 飲料」なのです。 考えてみれば乳酸菌飲料はアジア以外では 見かけません。モンゴルが発祥の地と言わ れるカルピスがどのように生まれて、国民 的飲料へ育ったのか。 国民の健康を願った「利他」の精神を学び 取れる経営者にとって必読の一冊です。

Posted by ブクログ

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