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日本語組版入門 その構造とアルゴリズム
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日本語組版入門 その構造とアルゴリズム

向井裕一(著者)

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日本語組版入門 その構造とアルゴリズム

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 誠文堂新光社
発売年月日 2018/06/01
JAN 9784416618684

日本語組版入門

¥2,750

商品レビュー

3.5

2件のお客様レビュー

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2022/08/24

日本語組版における諸々のパラメータを決定的に定める方法を明文化している。ただ、コンピュータサイエンスに携わる者としては、タイトルの「アルゴリズム」という言葉は違和感がある。 本書をよく読んでいくと、その方法の中には、組版を行う人間の意図によって決定するパラメータが多く含まれてお...

日本語組版における諸々のパラメータを決定的に定める方法を明文化している。ただ、コンピュータサイエンスに携わる者としては、タイトルの「アルゴリズム」という言葉は違和感がある。 本書をよく読んでいくと、その方法の中には、組版を行う人間の意図によって決定するパラメータが多く含まれており、また、出力となる組版をどういう印象にしたいか、という感覚的な目標から曖昧に決定されるパラメータも少なくない。 コンピュータサイエンスでの「アルゴリズム」は、計算手順とともに、アルゴリズムの入力と出力が明確に定義されている必要がある。また、計算手順の途中で何らかのパラメータが必要になる場合は、そのパラメータを決定する要因も入力とする。 この観点からすると、本書の内容を「アルゴリズム」というのは違和感があり、コンピュータサイエンス的には「ルールベース」あるいは「エクスパートシステム」というのが適切なように思われる。

Posted by ブクログ

2018/10/07

日本語組版は、DTPソフトの普及により、金属活字の技術が途絶えてしまった。 DTPソフトの進歩により金属活字で培った技術が再現できるようになったが、一度途絶えた組版実践のノウハウは失われたままである。 本書では「日本語組版の考え方や手順は、アルゴリズムあるいはプロトコルとして捉え...

日本語組版は、DTPソフトの普及により、金属活字の技術が途絶えてしまった。 DTPソフトの進歩により金属活字で培った技術が再現できるようになったが、一度途絶えた組版実践のノウハウは失われたままである。 本書では「日本語組版の考え方や手順は、アルゴリズムあるいはプロトコルとして捉えることができ」るという観点から「日本語組版の考え方、問題解決の手順とその根拠を定式化しようという発想からつくられている。 日本語組版ということで、「縦・ベタ組み・均等配置」を基本として記述されていることには留意が必要。

Posted by ブクログ