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きょうだいギツネのコンとキン
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きょうだいギツネのコンとキン

村山桂子(著者), 岡田千晶

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きょうだいギツネのコンとキン

1,430

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 フレーベル館
発売年月日 2018/05/01
JAN 9784577046869

きょうだいギツネのコンとキン

¥1,430

商品レビュー

3.5

5件のお客様レビュー

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2024/04/12

きつねのきょうだいが森に迷い込んできた子たちを家に送り返してあげる優しいお話。もうすごい優しさにあふれてます。日差しのあたたかさを感じるやわらかい色使い、コンとキンのふんわりした可愛い絵柄など、読んでるとおっとりとした気分になるくらいです。 私はなんとなく『となりのトトロ』を思...

きつねのきょうだいが森に迷い込んできた子たちを家に送り返してあげる優しいお話。もうすごい優しさにあふれてます。日差しのあたたかさを感じるやわらかい色使い、コンとキンのふんわりした可愛い絵柄など、読んでるとおっとりとした気分になるくらいです。 私はなんとなく『となりのトトロ』を思い出しました。こちらの作品はトトロとは逆で、中トロや小トロにあたる存在が主人公となり、彼らの視点で進むお話となっているのが特徴ですが。あと林をあえて淡く描くことで、よりぼんやりとした、それでいて写実的な風景になっています。これは小っちゃい子が迷うのも無理ないかもねー。 んー、でもあえてちょっと突っ込ませてもらうと、あまり「きょうだい」という要素が活かされていない点、途中で人間に化けるページがあるのにそれを使わない点なんかが気になりました。わざわざ化けたあとの絵を描いてるくらいなので、構想段階ではそれを活かした展開(例えば子どもと入れ替わったり、人間の子の姿で親を探したり)があったのだと思います。分かりやすさやページの都合でカットしたのだと想像できますが、であるならばそのページ自体が要らなかったのでは? と少々意地悪なことを思ってしまいました。前半のうさぎちゃんの下りをもっと短くするなど、やり様はあった気がしますし、もう少し取捨選択出来てたらさらに良い絵本になったんじゃないかな。 でも絵の可愛さ、内容のほっこり度は高いので、その点ではきつね愛を育む情操教育にいい絵本かと。

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2023/11/15

たださんの本棚から図書館予約 絵本のすみずみまで愛らしさがもれあふれている ただただうっとり こぎつねのコンとキンをそっとなでる ちょっとした表情ももうたまりません 読み聞かせにどうかなと思ったけれど これはたんぽぽの咲く春に取っておこう 年長さん向けだね ほんとかわいい!...

たださんの本棚から図書館予約 絵本のすみずみまで愛らしさがもれあふれている ただただうっとり こぎつねのコンとキンをそっとなでる ちょっとした表情ももうたまりません 読み聞かせにどうかなと思ったけれど これはたんぽぽの咲く春に取っておこう 年長さん向けだね ほんとかわいい! ≪ やさしくて ゆうきもあるよ コンとキン ≫

Posted by ブクログ

2023/11/03

 兄妹ぎつねの「コン」と「キン」は、表紙のような仲良しぶりが微笑ましく、かあさんぎつねも、陰からそっと見守ることが出来る、森の中のほらあなのお家で暮らしています。  ある日、そんなコンとキンの元に泣きながらやって来たのは、小さなうさぎで、彼らが何を聞いても泣いているばかりでした...

 兄妹ぎつねの「コン」と「キン」は、表紙のような仲良しぶりが微笑ましく、かあさんぎつねも、陰からそっと見守ることが出来る、森の中のほらあなのお家で暮らしています。  ある日、そんなコンとキンの元に泣きながらやって来たのは、小さなうさぎで、彼らが何を聞いても泣いているばかりでしたが、やがて、かあさんぎつねの助けもあって、迷子になったことが分かり、コンとキンは、うさぎを抱っこしながら、無事お家を見つけてあげることが出来て、かあさんぎつねも、そんな親切な彼らを誇りに思っています。  それから、あくる日、かあさんぎつねが野いちごを摘みに出掛けた後で、コンとキンの元に泣きながらやって来たのは、今度は人間の女の子で、声をかけてみると迷子であることが分かり、「うさちゃんのお家も探してあげたから、私たちが探してあげようよ」と言うキンに対して、コンは、「『にんげんには きをつけるんだよ』って、いつも おかあさんが いっていたもの」と、心配顔です。  それで、どうしたらいいのか考えていたら、コンが人間に化けて行けばいいんだと思い付き、早速、変身するが、中途半端にきつねの名残が残ってしまい、これでは人間にバレてしまうよ、どうしよう。さて、彼らの決断はいかに・・・。  岡田千晶さんの描くきつねは、私の中で一癖ありそうな印象を抱いていたのが恥ずかしく感じる程の、生き生きとした、素直な可愛らしさがあって、かあさんぎつねの、とてもしなやかで温かさの宿る佇まいも含めて、周りの、幻想的で光も眩しい、鮮やかな緑で満たされた自然と、彼らが上手く馴染んでいると思わせる、繊細で優しい色鉛筆の描写は、最早、安定の美しさです。  そして、そんな絵の中に書かれた、村山桂子さんの文章は、幼稚園に勤務された経験や、本書の初出が、「キンダーおはなしえほん(2017年3月号)」ということもあって、コンとキンが動物たちと織り成す、爽やかな交流を描いたシンプルなお話ながらも、そこに込められたメッセージは、動物と人の、ひとつの理想のあり方だと感じ、そこで見られた、コンとキンの思いを鑑みると、人も動物に何か出来るのではないかといった、そんな素晴らしい夢も膨らむような気にさせられて、思わず、以前購入した『絵本のいま 絵本作家2021-22』の表紙の、岡田さんの平和と優しさに溢れる絵を思い出しました。

Posted by ブクログ

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