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詩人大使ポール・クローデルと日本
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 水声社 |
発売年月日 | 2018/05/25 |
JAN | 9784801003477 |
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詩人大使ポール・クローデルと日本
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外交官でありながら詩人でもあり、詩人大使と呼ばれたポール・クローデル(1868年 - 1955年)。外交官だった画家のルーベンスを思い出します。 今でこそ、外交官はそれぞれの専門地域を持っていますが、かつては専門などはなく、世界中に赴任していた様子。1921年には駐日フランス大使...
外交官でありながら詩人でもあり、詩人大使と呼ばれたポール・クローデル(1868年 - 1955年)。外交官だった画家のルーベンスを思い出します。 今でこそ、外交官はそれぞれの専門地域を持っていますが、かつては専門などはなく、世界中に赴任していた様子。1921年には駐日フランス大使として滞在しています。 当時はジャポニスム全盛期。姉である彫刻家カミーユ・クローデルが大の浮世絵ファンだったため、彼女の影響を受け、日本文化に造詣が深かった彼。 西洋とは異なる和の思考や文化を深く学んだ記録が残っています。 能などは外国人には理解が難しいと思いますが、彼は都都逸を『DODOITSU』として翻訳しています。 マラルメが師であった彼は、アルチュール・ランボー論も出しています。 富永太郎、中原中也、小林秀雄、川上徹太郎、大岡昇平といった当時の文学者たちにとって、クローデルは当時の文学者たちがこぞって読んでいたランボー論の著者として注目されていたそう。 つまり彼らは、クローデルを通じてランボーを理解していたということになります。 大使ということで国内のあちこちに出かけており、西郷隆盛の墓前に花輪をささげた初めての外国人だとのこと。 帰国直前に「明治チョコレート」の宣伝に出演したというほほえましい情報まで載っています。 今年(2018年)は日仏友好160年で、目下彼の展覧会が県立神奈川近代文学展で開催中。 そこで展示紹介されているであろうカラー資料が多数掲載されています。
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