プリーモ・レーヴィ 失われた声の残響

ガブリエッラ・ポーリ(著者), ジョルジョ・カルカーニョ(著者), 二宮大輔(訳者)

• 販売会社／発売会社: 水声社
• 発売年月日: 2018/05/01
• JAN: 9784801003378

商品レビュー

2018/08/23

元化学者で、一級の文学者である彼のものの考え方が好き。

「私は小さくまとめて書く、余剰物を避ける癖を身につけました。私について言われる正確さと簡潔さは、私の書き方であり、化学と言う職業に由来しています。客観性に対する習慣、見た目に騙されない習慣も同じです。」

うーん、いいわあ。感情に流されているだけなのに自分は正義だと錯覚して他人のことを自信たっぷりに糾弾しはじめる人が苦手。感情に流されているのを自覚している人や理論的に糾弾する人はオッケーなんだけど。