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開成・灘・麻布・東大寺・武蔵は転ばせて伸ばす 祥伝社新書536
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 祥伝社 |
発売年月日 | 2018/05/01 |
JAN | 9784396115364 |
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開成・灘・麻布・東大寺・武蔵は転ばせて伸ばす
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開成・灘・麻布・東大寺・武蔵は転ばせて伸ばす
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商品レビュー
3.5
3件のお客様レビュー
名門高校から、男の子が上手にそだつためのヒントをあつめてきたもの 教育論としてではなく、教育者の体験談を集めたものと理解しました。 男子、男子校に偏っているきらいがあり。 気になったことは次のとおりです。 ・一般的に男の子の発達の仕方は、女の子に比べると不規則的だともいわれて...
名門高校から、男の子が上手にそだつためのヒントをあつめてきたもの 教育論としてではなく、教育者の体験談を集めたものと理解しました。 男子、男子校に偏っているきらいがあり。 気になったことは次のとおりです。 ・一般的に男の子の発達の仕方は、女の子に比べると不規則的だともいわれている。 ・現代の核家族では、男の子たちは大人の男性をほとんど見ぬまま成長しなければならない ・中高生のうちは、同学年の女の子に比べて、男の子は1~2年幼い。 ・男の子は命令系統によってタテ型の組織をつくるのが好きだが、女の子は共感によってフラットな組織をつくるのが好き。 ・女子高であれば、女子でもリーダができる。逆説的に男子校では男子でもリーダができる。 ・平気で失敗できるような訓練、失敗を前向きに喜ぶ訓練を体験する ・自分で問題や課題を発見し、それをどう解決していくか、正解はないけれど考える。 ・子供に必要なこと、約束を守らせる ・高校に入学したら、自分で学ぶ姿勢を取り戻す。 ・灘の伝統:変える必要のないものは変えない ・自らのもてる力を最大限に良いほうへ発揮し、お互いを高めあう ・要点だけを説明してどんどん先に進める授業 ・親の「子供のために」はほとんど無駄 ・早く子離れをする。親の口出しが、子供に回り道をさせている ・人間は失敗から学ぶ ・自ら定めた規律に従うときのみ、自由である ・生徒たちを信じ、思う存分好き勝手にやらせてみる ・集団性とは「みんなで仲良く」ではなく、突拍子もないことをポンと出せる人が必要です。 ・福沢諭吉の言:education のもともとの意味は引き出すだから、教育ではなく「発育」だ。 ・大きな力をもつものは、大きな責任を伴う ・各校の先生の共通認識は、「男の子は転ばせて伸ばす」 ・結局のところ、親は無力である。だから、あなたは自分で生きていくしかない。でもあなたにはそれができるはず。 結論は、「あのひとはちゃんと見てくれている、わかってくれている。そう思える大人がいれば子供は決してねじまがらない」です。 目次は以下です。 はじめに 第1章 いまどきの男の子はつらいよ 第2章 あきらめて信じる<開成式> 第3章 失敗を応援する<灘式> 第4章 危険に触れさせる<麻布式> 第5章 愛し方を変える<東大寺式> 第6章 収まるところに収まる<武蔵式> 第7章 21世紀型「できる男」の育て方 おわりに
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2018/5/14 Amazonより届く。 2018/5/17〜5/19 進学校として有名な男子校の先生方と著者との対談を中心に、今の時代における男子校の意義を問う。先日、本書に出てくる灘の大森先生の話を聴く機会があった。やっぱり素晴らしい教育方針だと思った。子供が五年生で、医者になりたいと言っているので、中学受験をした方が良いと思うんだが、ゲームばっかりしている。家から歩いていける灘中に合格するような学力があれば良いのだが。
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中高という多感な時期に,男子校が子供達をどのような姿勢で成長させているのかを対話形式でまとめる.多様ではあるけれど,骨子は実は類似していて,“なるほどさすが,参考に致します”と自然と頭を垂れるような良書.
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