1,800円以上の注文で送料無料

晴れ女の耳 紀ノ国奇譚 角川文庫
  • 新品
  • 書籍
  • 文庫

晴れ女の耳 紀ノ国奇譚 角川文庫

東直子(著者)

追加する に追加する

晴れ女の耳 紀ノ国奇譚 角川文庫

704

獲得ポイント6P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2018/04/25
JAN 9784041067482

晴れ女の耳 紀ノ国奇譚

¥704

商品レビュー

3.5

2件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/06/11

「晴れ女の耳」 紀ノ国奇譚 著者 東直子 【目次】 イボの神様 ことほぎの家 赤ベベ 晴れ女の耳 先生の瞳 サトシおらんか あやっぺのために 緑涙 参考文献に『読みがたり 和歌山のむかし話』とありました。  八篇から成る短編集ですが、題材となっているのが、和歌山の民話や実話と...

「晴れ女の耳」 紀ノ国奇譚 著者 東直子 【目次】 イボの神様 ことほぎの家 赤ベベ 晴れ女の耳 先生の瞳 サトシおらんか あやっぺのために 緑涙 参考文献に『読みがたり 和歌山のむかし話』とありました。  八篇から成る短編集ですが、題材となっているのが、和歌山の民話や実話ということで、古い日本の風習やその土地の文化のようなものが根底に感じられます。人柱や神かくしなど、どのお話にも、そうしなければ生きていけなかった切なさがあります。 どのお話にも、人の想いが込もっている様に感じられました。 表題作、『晴れ女の耳』を出来るだけネタバレのない範囲でご紹介させてください。 『私が外に出る時は必ず晴れる。それは耳の中に住んでいる豆粒ほどの小さなおばあさんのお陰だった。おばあさんに耳の中に住む理由を尋ねると、哀しいおばあさんの遠い昔の記憶が語られます。何の罪もないのに、無実の罪を着せられ、村八分にされた母と兄妹たち。それでも生きることを諦めずに、どんなに辛くとも、子供達のために生きようと頑張った母。、、、。』 ー不覚にも外出中に読み進めてしまい、涙をこらえるのに必死でした。 どのお話も丁寧な語り口調で綴られています。 何にも大切なメッセージが込められています。 気持ちが、苦しくなるお話もあります。 『先生の瞳』、『緑涙』がほんのりと、好きです。

Posted by ブクログ

2018/05/16

紀州の話し言葉はなんだか和やかな印象なのに、実際言ってることはえぐくてくらくらします。 この夏みたいにからりと晴れた日に読みおわれてよかったです。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品