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花は泡、そこにいたって会いたいよ 新鋭短歌シリーズ
1,870円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 書肆侃侃房 |
発売年月日 | 2018/04/01 |
JAN | 9784863853089 |
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花は泡、そこにいたって会いたいよ
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花は泡、そこにいたって会いたいよ
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商品レビュー
4.3
7件のお客様レビュー
2024/06/11 もくじ-p.20 もくじ “光の中に立っていてね” すてきな祈り。優しさが伝わってきます。 p.7 “届かなくても、歪んでも、それでも愛は愛だった。どこにいたってそれでいい。” (中略) “どうか、元気で、いてください。” 健やかに過ごしてくれていたら、...
2024/06/11 もくじ-p.20 もくじ “光の中に立っていてね” すてきな祈り。優しさが伝わってきます。 p.7 “届かなくても、歪んでも、それでも愛は愛だった。どこにいたってそれでいい。” (中略) “どうか、元気で、いてください。” 健やかに過ごしてくれていたら、それで良いです。 ただ、見返りを求めないことが愛だと思うのですけれど、愚かな人間なので……不安になることが多々あります。悲しいです。 p.9 “パスタを塩でゆでるのはパスタが泣いてもわからんように” この発想好きです。優しさを感じます。 p.19 “ふたりで見ているホラー実況” 実況動画を一緒に観ることができる関係性、羨ましいです。わたしもそんな友人が欲しいです。 2024/06/14 p.22-141 p.35 “初雪はある種の花で手放しにきみを信仰していたんです” 人間を信仰しないでください。人間は神様ではありません。 p.61 “その手紙はとてもたいせつわたしたちだけが知ってるそのたいせつを” お手紙って、基本的には差出人と受取人だけが中身を知っているのだと気づきました。“わたしたちだけが知ってる”……確かにその通り。 あなたにだけ伝えたいことばです。 p.79 “東京は光の海、と聞きました 電車の音が波のようです” この感性が好きです。 p.84 “死後を見るようでうれしい おやすみとツイートしてからまだ起きている” ツイ廃だった時、これでした。「おやすみ」って言いつつ、なんだかんだ、だらだらと画面を見続けていました。 p.93 “なにになったらわたしはさみしくないんだろう柑橘系の広場の中で” ……とりあえず、人間以外ですね。 わたしも、寂しくない状態になれたら良いなって思います。一瞬、「良いかも」って思うのにすぐまた「ダメかも」になってしまう人生、早く終わらないかなぁと思う夜です。 p.97 ”射してくれ ひかりのようにこれまでのすべてが必要だったと言って” これまでのすべてを知っているのは自分だけなので、これまでのすべて無駄ではなかったとハッとするのは自分です。わたしは二度ほどそう感じました。 p.97 ”愛されていなかったこと 居たことも 遠雷、ひかりの赤ちゃんのよう” 愛されたい気持ちが、また、強くなってしまっています。ここ数日。 愛されようと愛されまいと、その欲から離れたほうが良いのだろうなぁと思います。他人に期待し過ぎると傷つくだけなので……。 p.115 ”いつ死ぬかわからなくてもきみがすき。どこに行ってもきみがすきだよ” 君のことがすきです。どんな君のことも受け入れることができたら良かったのですけれど……愚かなわたしをおゆるしください。 p.128 ”めが覚めて夢の中ではすきだっただれかがすこやかに遠ざかる” 夢の中の恋人(知らない人)は現実の自分が惹かれないタイプが多いのですけれど、夢の中ではしあわせそうに過ごしているので、こういう人生もあったのかもしれない……と思います。好きになった人が好きな人なので、意外とタイプとか関係ない人間なのかもしれないです、本当は。 p.140 ”だれかにしてしまった、ひどいことや、やさしいこと。あなたに会いたいこと。” 美しく生きたかったです。汚れずに傷つかずにいられたら良かったですけれど……そんな自分だったら共感できなかった人もいるのだろうなと思います。いま、大切に想っている人たちの中で。 周りの人たちに対して、常に優しく愛を持って接することができる人間になりたかったです。自分は完璧ではないから……傷つけてしまうこともあります。ごめんなさい。 p.141 ”わたしはちっぽけで弱くて、えへへと笑っていろんなことをごまかすような、そんな暮らしをしています。” 笑ってごまかすことは減ってきたはずですけれど、いまだについ、逃げてしまいます……。強くなれないみたいなので、弱いままどう過ごすかを考えます。
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お世話になった人から教わった最初で最後の本 これまであった「型にはまったもの」というイメージだったものをまるでひっくり返してくれました 現代的な言葉遣い 少ない文字数で表される小さな心の揺れ 瞬間瞬間を切り取るような短歌に共感したりそんな景色を見てみたいと思ったり 恋をしているよ...
お世話になった人から教わった最初で最後の本 これまであった「型にはまったもの」というイメージだったものをまるでひっくり返してくれました 現代的な言葉遣い 少ない文字数で表される小さな心の揺れ 瞬間瞬間を切り取るような短歌に共感したりそんな景色を見てみたいと思ったり 恋をしているような気分でページをめくりました 次はどんな気持ちを教えてくれるのか 逸る気持ちを抑えながら一首ずつ丁寧に読み砕くよう努力しました この本をきっかけに現代短歌の良さを知ることができました 本当にありがとうございます
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初谷むいさんの第一歌集。先に第二歌集のほうから読んでいたからわりと落ち着いているなという印象を受けた。 それでも定形をあえて崩し独特のリズム感をもたらすテクニックというかセンスは流石で、あとがきのところにも書いてあるが息継ぎまでも短歌に織り込んでいるような繊細さが際立っているの...
初谷むいさんの第一歌集。先に第二歌集のほうから読んでいたからわりと落ち着いているなという印象を受けた。 それでも定形をあえて崩し独特のリズム感をもたらすテクニックというかセンスは流石で、あとがきのところにも書いてあるが息継ぎまでも短歌に織り込んでいるような繊細さが際立っているのが魅力の歌人です。
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