商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 集英社 |
| 発売年月日 | 2018/04/25 |
| JAN | 9784088674988 |
- コミック
- 集英社
アクロトリップ(1)
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アクロトリップ(1)
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商品レビュー
4.3
3件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
雑誌「りぼん」で連載されていた佐和田米による「アクロトリップ」の第1巻。2024年にTVアニメが放送されました。魔法少女ベリーブロッサムに夢中になった伊達地図子が悪の組織フォッサマグナ総帥クロマの参謀として、憧れの魔法少女と戦う道を選ぶお話。キャラデザも良いし、登場人物がみんな変だけど良い人(悪の組織でさえ…)ばかりでほっこりします。魔法少女もののお約束をちゃんとやりつつ、ポンポンとギャグシーンが挟まれるので地図子のツッコミが冴えわたります。この辺がテンポ感を良くしている要因だと思います。クマ怪人良い。
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ギャグ漫画に慣れていない&勢いで笑わせるタイプはどうしても笑えない(某吸血など)タイプなのですが、これは面白かった。読み進めるほど引き込まれていった。
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オタ活の為に悪堕ちするという目新しいストーリー、キャラデザ、かわいい絵柄、ギャグのスピード感…全てがドストライクな作品でした。 メインからチョイ役に至るまでもう本当に皆魅力的なキャラばかりなのですが、地図子ちゃんが最高過ぎます。 クールな子かと思いきや、推しを目にした時に出て来...
オタ活の為に悪堕ちするという目新しいストーリー、キャラデザ、かわいい絵柄、ギャグのスピード感…全てがドストライクな作品でした。 メインからチョイ役に至るまでもう本当に皆魅力的なキャラばかりなのですが、地図子ちゃんが最高過ぎます。 クールな子かと思いきや、推しを目にした時に出て来る感想や言動が完全に極限の限界オタクそのものな所が本当に本当に…愛しいです。 元々悪役側を好きになる事が多かったのですが、悪役マインドを持ちつつ深刻にならない程度の活躍に留める(しかも主役で毎回の出番がほぼ確約されてる)地図子ちゃんは私にとって「こんな子が見たかった!!!」の極致でした。 「アンタが何言おうと関係ない! これは私の意志だから 彼女を彼女たらしめるため 私の光を取り戻すためなら どこまでも 深い影に なれる」 地図子ちゃんのこの言葉、「伊達地図子とはどういう人間か」を物凄く印象付けた台詞でめちゃくちゃ心に残っています。 クロマを始め、周りがぼんやりしているから(地図子ちゃんも大概ですが)そこまで深刻な事態になる事等滅多にありませんが、いざとなれば自分の手なんていくらでも汚せちゃうし、自分で決めた事だからと突っ走っちゃうんだろうなーって所が、真っ直ぐで危なっかしくて目が離せません。 悪事に手を染める事に対して気が咎めない訳では全くないのですが、それでも推しの輝かしい活躍を見るためならまあ…って行動しちゃうあたりがタイトルに違わず悪役側の物語なんだなって思いました。 やっぱり自分のスタンスがはっきりしているキャラクターは魅力的です。 「お前は自分の欲のためこの道を選んだ それが私は嬉しい… 人のためでも組織のためでもない 己の利のために動くお前こそ 悪の組織にはふさわしいと言える よろしく」 地図子ちゃんの意志表明に対するこのクロマの返しはもっと好きだったりします。 人のために動ける人って美しいしそうありたいとは思いますが、自分のために生きる事を自分で許してもいいんだな。別に非難されないんだなって読んだ時心が少し軽くなりました。 ラインを超えるのは勿論いけませんが。
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